綴プロジェクト作品(高精細複製品)「松島図屏風」 俵屋宗達 筆

Vol.01

綴プロジェクト作品(高精細複製品)「松島図屏風」 俵屋宗達 筆

  • 綴プロジェクト作品(高精細複製品)「松島図屏風」 俵屋宗達 筆
  • 綴プロジェクト作品(高精細複製品)「松島図屏風」 俵屋宗達 筆

100年ぶりに里帰りした、宗達の荒波。

右隻に色豊かな岩の切り立つ荒磯、左隻に州浜に群生する松や浮き雲。それらが、金泥と墨を引き重ねて描かれた立体的な波のうねりとともに、躍動し交錯する。
「松島図屏風」は、堺に近い住吉の海を描いたもので、神が宿る海・住吉を表したと言われています。
所蔵元のフリーア美術館は、所蔵品を門外不出としており、1960年代まで、「松島図屏風」の存在自体あまり知られていませんでした。日本に現存していれば、国宝に指定されていたと言われ、その貴重な名品が、2010年4月、最初の所蔵元、堺・祥雲寺に高精細複製品として里帰りしました。
明治時代、廃仏毀釈の混乱の中、米国に渡って約100年。その間に、堺・祥雲寺は、第二次世界大戦の空襲により全焼。海を渡ったことで、焼失を逃れる事ができた「松島図屏風」は、いま、故郷の地で、新しい歴史を綴り始めています。

寄贈先:堺市 祥雲寺 所蔵元:フリーア美術館
Facsimiles of works in the collection of the Freer Gallery of Art,Smithsonian Institution, Washington, DC: Gift of Charles Lang Freer, F1906.231, F1906.232.

作品の特徴

綴プロジェクト作品「松島図屏風」(高精細複製品)で見ることのできる絵の特徴をご覧ください。

綴プロジェクト作品(高精細複製品)「松島図屏風」 俵屋宗達 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「松島図屏風」 俵屋宗達 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「松島図屏風」 俵屋宗達 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「松島図屏風」 俵屋宗達 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「松島図屏風」 俵屋宗達 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「松島図屏風」 俵屋宗達 筆

作品の情報

堺市 祥雲寺

綴プロジェクト作品寄贈先情報 堺市 祥雲寺

寛永時代に堺の豪商である谷正安が創建し、沢庵和尚を開山の祖とする臨済宗大徳寺派の寺。方丈の前には枯山水、方丈の後ろには「松の寺」の俗称が生まれた五葉松が植えられていた後庭があった。第二次世界大戦で敷地全体が焼失し、当時の面影は失われてしまったが、戦後に再建。焼け残った石組をもとに蘇った方丈の前庭は、江戸初期の枯山水様式が見事に復興され、大阪府の指定名勝に選定されている。

〒590-0954 大阪府堺市堺区大町東4丁2−7

フリーア美術館

原本所蔵元情報 フリーア美術館

アメリカ合衆国首都ワシントンD.C.にある美術館。実業家、チャールズ・ラング・フリーアによって設立。スミソニアン協会が管理・運営するスミソニアン博物館群の一つ。1923年に一般公開となった。国宝級の日本美術作品を含む豊富なアジアの美術品を中心に、19世紀・20世紀初頭のアメリカ美術など幅広いコレクションを所蔵しているが、フリーアの遺言により一切の作品が門外不出となっている。

綴プロジェクトについて