生産システム

経済環境に大きな影響を受けない、強靭な財務体質を身につけるため、高い利益水準を生み出す新たな生産システムの確立に挑戦します。

トナーカートリッジの自動生産

キヤノンは、1998年以降、生産革新や開発革新などさまざまな革新活動を展開し、高い利益水準を維持してきました。その核となるものづくりにさらに磨きをかけ、世界中の工場の製造プロセスを徹底的に見直していきます。重要な施策として、設計、調達、生産技術、製造現場がすべてそろっている国内への生産回帰を推し進め、日本のマザー工場機能を強化するとともに、生産の自動化にもより一層注力していきます。

取手工場で進める部品の内製化

これまで、トナーカートリッジや交換レンズユニットの自動化ラインを稼働させ、コストダウンを推進してきました。今後は、カメラ生産の完全自動化をめざすとともに、他の事業にも順次展開していきます。
さらに、ロボットの高度化はもちろん、IoT(モノのインターネット)やビッグデータ、人工知能などの次世代技術も導入し、ものづくり力の強化を図ります。

大分キヤノンに新設した研究開発拠点「テクノ棟」

キヤノン生産方式の変遷

1970年代 ベルトコンベア方式
1998年 長浜キヤノンで、プリンター製造にセル生産方式を導入
2000年 大分キヤノンで、デジタルカメラ製造にセル生産を本格導入
2001年 中核部品の内製を進める内製化専門委員会発足
2002年末 全世界の工場をセル生産方式に転換完了
2010年頃 マンマシンセル生産方式へ移行1ラインで必要な人数を半減
2013年 レンズの一部部品の組み立てを自動化
2018年 カメラの組み立ての完全自動化をめざす

キヤノングループ業績の推移