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For the Earth資源循環型社会実現への貢献

image 資源循環型社会実現への貢献

資源生産性の最大化の実現へ。「製品to製品」の資源循環を追求。

課題とアプローチ

人類が持続可能な消費と生産を続けていくためには、有限な天然資源と、それを使用することで発生する廃棄物の問題を避けて通ることはできません。そのためには、資源を効率的に使用し、リユースやリサイクルにより繰り返し使う、いわゆる資源循環型社会の実現が必要です。例えば、ヨーロッパでは、循環経済(サーキュラーエコノミー)政策の議論が進められています。
キヤノンでは、製品の小型・軽量化、製品のリユース・リサイクル、拠点における資源消費のムダ取りや廃棄物削減の取り組みなどを継続して実施しています。特に、製品の取り組みにおいて、資源の循環利用のためにキヤノンが追求しているのは、「製品to製品リサイクル」です。
これは、資源の循環を一度きりにするのでははなく、繰り返し循環し続けるための仕組みです。「製品から製品へ」資源循環される仕組みとすることで、資源を繰り返し使い続けることをめざしています。
このような考えのもと、キヤノンでは、回収したオフィス向け複合機を新品同様に生まれ変わらせる「リマニュファクチュアリング」や、トナーカートリッジの「クローズドループリサイクル」を行っています。

関連するSDGs

6 安全な水とトイレを世界中に

すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する

12 つくる責任 つかう責任

持続可能な消費と生産のパターンを確保する

EUが提案する循環経済のイメージ EUが提案する循環経済のイメージ

EUが提案する循環経済のイメージ

  • 出典: 環境省「平成28年版環境白書」
    (Ellen MacArthur Foundation, SUN, and McKinsey Center for Business and Environment「Drawing from Braungart & McDonough, Cradle to Cradle (C2C)」より環境省作成)

「製品to製品」への資源循環を追求

キヤノンでは、使用済みのオフィス向け複合機を新品と同等の品質で生まれ変わらせる「リマニュファクチュアリング」を行っています。
「リマニュファクチュアリング」は、回収された使用済みの機器を部品レベルにまで分解し、基準を満たすように最適の技術を用いて洗浄・清掃します。厳密な再生基準に従って、劣化・摩耗部品などを交換し、新しい部品のみで生産される製品と同レベルの生産・検査ラインを通り、品質・信頼性が十分に確認されて出荷されます。
また、使用済みのトナーカートリッジから、プラスチック材料を取り出し、新しいトナーカートリッジの材料として使用する「クローズドループリサイクル」を行っています。
これらの取り組みにより、過去5年間で、使用済み製品から取り出され製品の原材料へ使われたプラスチック量は1万9,350t、リユースされた製品・部品は1万4,853tとなりました。今後も「製品to製品」の資源循環を追求し、資源使用量削減を行っていきます。

「製品to製品」資源循環量(2012~2016年の累計量)

「製品to製品」資源循環量(2012~2016年の累計量)

トナーカートリッジのリサイクル工程

トナーカートリッジのリサイクル工程