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社会 芸術・文化・スポーツ支援

映像文化の発展に貢献する企業として人々の豊かな心や感性を育む活動を展開します。

芸術・文化振興への貢献

文化財の保存と公開を支え、未来に継承する「綴プロジェクト」

キヤノン(株)は2007年から特定非営利活動法人京都文化協会とともに文化財未来継承プロジェクト、通称「綴プロジェクト」を実施しています。
この取り組みは、屏風や襖絵などをデジタルカメラで撮影し、独自のシステムを用いて高精度なカラーマッチングを行った上で、大判インクジェットプリンターで出力。金箔や表装などの京都伝統工芸の技を加えて、オリジナルに限りなく近い高精細複製品を完成させ、かつての所蔵者やゆかりのある寺院、博物館、地方自治体などに寄贈するものです。
日本の貴重な文化財の保存と、高精細複製品の公開を両立させる活動として高く評価されており、2014年には公益社団法人日本フィランソロピー協会が主催する第11回「企業フィランソロピー大賞」において「企業フィランソロピー賞いにしえを未来に綴る賞」を受賞しています。
2016年は、メトロポリタン美術館所蔵の土佐光吉筆「源氏物語図屏風」を京都の平等院に寄贈。平等院ミュージアム鳳翔館、源氏物語ミュージアムなどで活用されました。さらに、臨済宗妙心寺派天球院に「竹に虎図襖」「梅花遊禽図襖」22面を寄贈し、5年にわたる天球院方丈障壁画全56面のリプレイス事業が完了しました。オリジナルは京都国立博物館に寄託され、複製品は年に2回、春と秋に特別公開される予定となっています。

文化オリンピアード

綴プロジェクト(文化財未来継承プロジェクト)は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会より「東京2020公認プログラム(文化オリンピアード)」に認証されています。

天球院への寄贈式

天球院への寄贈式

関係者コメント
日本が世界に誇るべき文化財を伝える綴プロジェクトとキヤノンの貢献

最先端テクノロジーが急激に進む中で生きている私たちは、先人たちが築き上げてきた大切な伝統や文化、歴史を忘れがちではないかと考えています。10年前に発足した綴プロジェクトは、過去と未来、人と人、技と技を綴り、未来へつないでいく重責を担っていると考えています。このプロジェクトの一員としてキヤノンの皆さまとともにプロジェクトを推進させていただけていることは私たちの誇りです。
今や国内のみならず海外の美術館、博物館にまでプロジェクトが知れ渡り、近年は「やっと来てくれたか」という文化財所蔵者の言葉を聞いた時、持続することの大切さとともに、社会にとっての綴プロジェクトの重要度を理解しました。日本が世界に誇るべき文化財をより多くの人々に知っていただくため、常に最高の技術を追求し、チャレンジされているキヤノンの皆さまに尊敬の念を持ちながら、10年先の伝統と文化大国、日本をめざし、綴プロジェクトを推進していきたいと思っています。

特定非営利活動法人 京都文化協会 理事 田辺幸次 様

特定非営利活動法人
京都文化協会 理事
田辺幸次 様

環境意識と豊かな感性を育む「キヤノン ジュニアフォトグラファーズ」を開催

「キヤノン ジュニアフォトグラファーズ」は、小学生を対象に自然をテーマとした写真撮影会を開催することで、子どもたちの環境に対する意識を高めるとともに、豊かな感性を育むプロジェクトです。2004年のスタート以来、北海道から沖縄まで全国で行われ、参加人数はのべ1万7,000人を超えています。
2016年は全国40カ所で開催。2,225人が参加し、写真家やキヤノン従業員が講師を務めるデジタルカメラ教室とともに、自然と触れ合いながら自由に写真撮影を楽しみました。撮影後は写真をプリントして作品発表会を行うほか、参加校などでの写真展にも活用しています。今後も開催する学校・団体との密接な連携のもと、参加者のニーズを踏まえた柔軟なプログラムを提供していきます。

身近な自然をテーマに写真を撮影する小学生

身近な自然をテーマに写真を撮影する小学生

キヤノンの写真コンテスト「写真新世紀」優秀な新人写真家を多数輩出

「写真新世紀」は、写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的として、キヤノンが1991年からスタートした文化支援プロジェクトです。
プリント・静止画・動画などの形態やジャンルを問わない新しい視点による作品、自由で独創的な写真表現での募集をしており、現在までに国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出し、これまでの応募者総数はのべ2万5,701人(組)となりました。
2016年は1,723人の方からの応募があり、優秀賞7人、佳作14人が選出されました。「写真新世紀東京展2016」では、これらの受賞作品の展示、ポートフォリオレビューや写真・映像レクチャーを開催しました。
今後も、「写真新世紀」は新しい写真表現の可能性を追求する方々が大いなる第一歩を踏み出すための「場」でありたいと願っています。

「写真新世紀」2016年グランプリ

「写真新世紀」2016年グランプリ

スポーツ振興への貢献

女子サッカー選手の育成を支援する「未来のなでしこプロジェクト」

キヤノン(株)はスポーツ振興支援の一環として、2001年から少年少女の全国フットサル大会「キヤノンカップジュニアサッカー」を開催してきました。その活動を通じて、日本のサッカー界における女子選手育成のニーズの高まりに応じて、2014年からは小学生を中心とした女子サッカーの支援に注力。公益財団法人日本サッカー協会(JFA)が主催する「未来のなでしこプロジェクト」のパートナーとして、JFAが開催するU-12女子の8人制サッカー大会「キヤノン ガールズ・エイト」やU-13女子のトレーニングキャンプ「キヤノン ガールズ・キャンプ」を特別協賛しています。
2016年は、大会やキャンプの現場でさまざまな写真を撮影し、JFAや選手、コーチ陣に提供するとともに、女子サッカー応援サイト「キヤノン ガールズ・サッカーウェブ」などを通じて公開することで、未来のなでしこたちを応援しました。
今後もJFAや各地域のサッカー協会との協業体制を構築しながら、より効果的な貢献につなげていきます。