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Tv(シャッター優先AE)モードで撮ってみましょう

鳥の動きが速すぎる。水しぶきも羽ばたきもばっちり止まった写真がとりたい。 「Tv」モードにチャレンジ! 
≪このモードを「S」モードというカメラもあります≫

イメージ
カワセミ 高速シャッター
カワセミ 高速シャッター
カワセミ 高速シャッター
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カワセミが水面から飛び出す瞬間を狙うためTvモードでシャッタースピードを1/8000秒に。魚は落としてしまったが、飛び出す瞬間と飛び散る水しぶきを止めることができた。
※機種によっては1/4000秒のシャッタースピードまでしか設定できないものもあります。

撮影データ
  • 絞り:F7.1
  • シャッタースピード:1/8000秒
  • ISO感度:1600
  • 露出補正:-1
  • 焦点距離:420mm
  • 一眼レフカメラ(APS-Cサイズ)

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Tvモードで撮れる写真ってどんなの?

イメージ

「Tv(シャッター優先AE)」モードは、撮影者が自由に「シャッタースピード」を設定できる撮影モードです。
数値を小さくするとシャッタースピードが速くなり水しぶきなどを止めて撮影することができます。
反対に数値を大きくするとシャッタースピードが遅くなり、流れるような水しぶきを撮影することができます。
シャッタースピードによって、写真の表現が大きく変えられるところがTvモードの面白いところです。

※液晶モニターではシャッタースピードを分数で表示していますが、ファインダー内では、その分母のみを表示しています。「8000」は1/8000秒を、「0”5」は0.5秒を、「15”」は15秒を表しています。

※機種によっては1/4000秒のシャッタースピードまでしか設定できないものもあります。


シャッタースピードの違いを見てみよう

イメージ

1 撮影モードを「Tv」に設定します。

イメージ
Tv(シャッター優先AE)

2 上面のダイヤルを回し、ファインダーから見える数字を確認しながら撮影しましょう。40は「1/40秒」の低速シャッタースピードで、8000は「1/8000秒」の高速シャッタースピードです。Tvモードにすると、明るさは自動的に調整されます。

※機種によっては1/4000秒のシャッタースピードまでしか設定できないものもあります。

  • イメージ
    上面のダイヤルを操作します。
  • イメージ
    EOS KISSの画面
  • イメージ
    シャッタースピードのイメージ

※低速シャッタースピードの手持ち撮影では手ブレしますので、カメラを三脚や一脚に固定して撮影しましょう(野鳥の撮りかた4参照)。


タンチョウ 低速シャッター

タンチョウの飛翔する姿、特に翼の上下の動きをブレさせることで躍動感を表現してみた。この写真では1/40秒で撮影したがシャッタースピードの違いで翼のブレ具合が変わるので、何度も撮影できる時は逐次変えて撮影したい。

絞り
F11
シャッタースピード
1/40秒
ISO感度
100
露出補正
-1
焦点距離
500mm
一眼レフカメラ (フルサイズ)
イメージ
Tv(シャッター優先AE)
Tv(シャッター優先AE)
タンチョウ 低速シャッター
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カワセミ 高速シャッター

カワセミが水面から飛び出す瞬間を狙うためTvモードでシャッタースピードを1/8000秒に。魚は落としてしまったが、飛び出す瞬間と飛び散る水しぶきを止めることができた。

※機種によっては1/4000秒のシャッタースピードまでしか設定できないものもあります。

絞り
F7.1
シャッタースピード
1/8000秒
ISO感度
1600
露出補正
-1
焦点距離
420mm
一眼レフカメラ (APS-Cサイズ)
イメージ
Tv(シャッター優先AE)
Tv(シャッター優先AE)
カワセミ 高速シャッター
拡大する

実際に撮ってみました

雑誌や広告でよく見る「水しぶきをぴたりと止める写真を体験しよう!」といわれ、テンションが上がりました。ちょうど、動物園の水場にいる大きめの水鳥(サカツラガン)が水浴びしては、激しく羽の水気をきっていたので、「Tv(シャッター優先AE)」でシャッタースピードをいろいろ変えながら、連続撮影モードで沢山撮影しました。

撮影時の設定

「Tv(シャッター優先AE)」モード + ISO AUTO + 連続撮影モード

※今回のシャッタースピードは1/30秒、1/250秒、1/2000秒の3種類

イメージ

連続撮影モードに設定する場合は、DRIVEボタンを押してダイヤルを操作し、連続撮影モードを選択してもう一度DRIVEボタンを押す

  • イメージ
    サカツラガン(生徒撮影)
    サカツラガン(生徒撮影)
    サカツラガン(生徒撮影)
    拡大する

    絞り
    F11
    シャッタースピード
    1/30秒
    ISO感度
    100
    露出補正
    +1
    焦点距離
    235mm
    一眼レフカメラ(APS-Cサイズ)

  • イメージ
    サカツラガン(生徒撮影)
    サカツラガン(生徒撮影)
    サカツラガン(生徒撮影)
    拡大する

    絞り
    F5.6
    シャッタースピード
    1/250秒
    ISO感度
    200
    露出補正
    +1
    焦点距離
    235mm
    一眼レフカメラ(APS-Cサイズ)

  • イメージ
    サカツラガン(生徒撮影)
    サカツラガン(生徒撮影)
    サカツラガン(生徒撮影)
    拡大する

    絞り
    F11
    シャッタースピード
    1/2000秒
    ISO感度
    800
    露出補正
    0
    焦点距離
    240mm
    一眼レフカメラ(APS-Cサイズ)

戸塚先生のコメント

低速シャッター(1/30秒)では、鳥全体がブレているのに加えて、手ブレも重なり、ひどい状況になっていますね。中間のシャッタースピード(1/250秒)では手ブレはなくなっていますが、鳥の動きが激しく、水しぶきも止まっていません。シャッタースピードを速くしていく(1/2000秒)と、水しぶきも止まり、水越しに鳥の目がはっきりと写ります。