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持続可能な水資源の利用に向けて

キヤノン生産拠点の立地地域の水リスク

キヤノンでは、事前評価の仕組みにより、取水可能量を確認した上で、事業所や設備の導入を行っています。
世界資源研究所の水リスク地図「AQUEDUCT」によると、キヤノンが生産拠点を設けている地域において、「非常に高い」リスクに該当する地域はありません。

  • 世界資源研究所(World Resources Institute): 米国に本拠を置く、地球の環境と開発の問題に関する政策研究と技術的支援を行う独立機関。

水使用量の削減

キヤノンでは、取水の状況を取水源別(上水道/工業用水/地下水)に集計し、それぞれの地域の取水制限を超過しないよう管理しています。さらに生産に起因する水使用量の目標管理を行い、生産工程の改善やムダ取りを継続することで、使用量の削減に努めています。
2016年のキヤノングループ全体の水使用量は、9,410千㎥となり、対前年比3.4%の削減となりました。

総水資源使用量の推移

総水資源使用量の推移

  • 2014年よりデータ集計範囲に含まれる販売会社の営業拠点(国内・海外)を拡大しています。

拠点における水の循環利用

キヤノンでは、水資源の循環利用の取り組みも推進しています。
大分近海の貴重な天然資源や生息物を有する別府湾に面する大分キヤノンマテリアル杵築事業所では、その生態系への影響を考慮し、雨水以外の排水を一切放流しない「排水クローズドシステム」を導入しています。

キヤノンカナダにおける雨水の循環利用システム

2016年に竣工したキヤノンカナダの新本社では、雨水の循環利用システムを導入しました。建物の屋上から雨水を回収し、敷地内の地中に設置された容量約45,000㎥のタンクに保管。集めた雨水をトイレ用水や敷地内の植物への灌水に利用しています。このシステムにより、年間約2,300㎥の水使用量削減を見込んでいます。

キヤノンカナダの新本社外観

キヤノンカナダの新本社外観

雨水の循環利用システムの導入準備風景

雨水の循環利用システムの導入準備風景