びょうぶをまなぶ

びょうぶの見方 おもしろポイント

絵画は平面のものなので、通常どこから見ても同じように見えるはずです。けれど、屏風はぎざぎざ折って立てられるので、どんな風に折るのか、また、どこから見るのかによって、見え方がちがってくることがあります。
たとえば、本館18室に展示されているこの作品。

  • 柳蔭 横山大観筆 大正2年(1913)

大画面いっぱいに鮮やかな緑の柳の大樹が描かれています。向かって右の屏風には木陰につながれたロバと眠る童子。自分の立つ位置によって、見えなくなるモチーフがあるので、違った雰囲気の絵になります。
ミニチュアの屏風を使って実験してみましょう。
右端から眺めると

左から眺めると

実際にこんな大きな柳の木が並ぶ場所であれば、自分の立つ位置によって見えるものも変わるはず。屏風という形式だからこそ、この風景の中にいる気分をよりリアルに味わえるのかもしれません。
展示室では、A,B,Cとオススメの立ち位置にシールを貼ってありますので、それぞれの位置からどんな風に見えるのか、試してみてください。

びょうぶとあそぶの第2会場、本館特別4室には、実際に動かしてみることができるミニチュアの屏風があります。いろんな置き方をして、どんなふうにみえるか遊んでみてください。

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