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For the Earth活動ハイライト 04

製品使用時のCO2削減をはかったオフィス向け複合機

豊かな生活と地球環境の両立をこれからも。
気候変動の進行を防ぐため、あらゆる事業活動で効率改善を追求

近年、気候変動が原因とみられる異常気象による自然災害が世界中で増加しています。台風やハリケーン、集中豪雨、干ばつ、熱波などにより、人々の生活に甚大な被害を及ぼしています。

こうした状況に対応するため、「パリ協定」が2016年に発効され、各国での政策の具体化が進んでいます。また、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」において、ゴール13として「気候変動およびその影響を軽減するための緊急対策」が、ゴール7として「世界全体のエネルギー効率の改善」が世界が取り組むべき目標に掲げられました。

キヤノンはこうした国際的な枠組みが定められる以前から、あらゆる事業活動がエネルギーの使用やCO2排出に関連することを認識し、製品ライフサイクルの各ステージにおいてCO2排出の削減活動を実施してきました。お客さまが製品を使用する際のCO2排出削減や、生産拠点における徹底したエネルギー効率改善に向けたこれまでの継続的な取り組みは外部からも高く評価されています。

また、製品の小型化もCO2排出削減の一つ。原材料・部品製造段階におけるCO2排出量を削減するだけでなく、小さく運びやすくなったことでコンテナ積載効率が改善され輸送時のCO2排出量削減を実現しました。

キヤノンは、製品1台当たりのライフサイクルCO2の削減を続けてきた結果、2017年には2008年比で35%以上改善しました。

キヤノングループのライフサイクルCO2排出量

キヤノングループのライフサイクルCO2排出量 7,559千t-CO2

関連するSDGs

13 気候変動に具体的な対策を

気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる

7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに

すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する

Our Achievements製品の小型・軽量化を実現し、事業拠点活動、物流、お客さま使用時すべての段階でCO2排出量を削減

製品使用時のCO2削減

オフィス向け複合機の「imageRUNNER ADVANCE C5550F II」は、新開発のメインコントローラー搭載によるスタンバイ電力の削減や溶融特性の最適化を図った新開発のトナーの採用により動作電力を削減。製品のTEC値の低減などにより前機種と比べて、製品使用時CO2を約47%削減しました。

動作電力を削減したオフィス向け複合機

工場の省エネ技術を徹底的に水平展開

BEMS(ビルエネルギー管理システム)によるデータをもとに、工場での生産条件や設備の稼働条件を徹底的に見直し、エネルギー使用量の削減に取り組んでいます。例えば、コンプレッサーの供給圧の最適化によりエネルギー消費量を年10%削減。その手法を国内外生産拠点に水平展開するとともに、2014年から2017年に4,000件を超える改善を実施しました。

エアー圧力の低減によりエネルギー消費量を削減した生産工程

小型化設計による原材料CO2の削減

家庭用インクジェットプリンター「PIXUS」の「TS8130」は、2011年モデルと比較して、容積で約44%、質量で約29%の小型・軽量化を達成、原材料に関するCO2排出量を26%削減しました。また、製品本体の小型化により、コンテナ積載効率が25%向上し、輸送時のCO2排出量を約23%削減しました。

小型・軽量化したインクジェットプリンター

世界の各国・地域における受賞

ENERGY STAR®アワード2018表彰式

キヤノンUSAは、米国環境保護庁(EPA)が主催するENERGY STAR®アワード2018において、省エネルギー化を推進し温室効果ガスの排出を抑制した貢献が認められ「Partner of the Year – Product Brand Owner」に3年連続で選出されました。

省エネ大賞表彰式

キヤノンは、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する平成29年度省エネ大賞において、徹底したエネルギー効率改善の取り組みが評価されて、「資源エネルギー庁長官賞」を受賞しました。

ゴールド・パートナー認定式

キヤノンオーストラリアは、ニューサウスウェールズ州政府のOffice of Environment and Heritageが主催するSustainability Advantage Program(持続可能性先進プログラム)においてゴールド・パートナーに認定されました。