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キヤノンの価値創造の歩み

キヤノンは1937年の創業以来、進取の気性と独自の技術を磨き、時代の変化に対応しながらお客さまと社会の期待に応え、新しい価値を創出し、成長を果たしてきました。
ベンチャー企業としての発足から今日までのイノベーションの歴史を紹介します。

1930–40年代 世界一のカメラをめざして

国際社会・経済にインパクトを与えた主な出来事

1929 世界恐慌
1939–1945 第二次世界大戦
1947 東西冷戦のはじまり

事業に関する出来事

1933 国産の高級カメラ開発をめざし、「精機光学研究所」開設
1937 「精機光学工業株式会社」として創立

社会に価値をもたらす製品展開

1936

国内初の35mmフォーカルプレーンシャッターカメラ「ハンザキヤノン」発売。日本のカメラ界に大きなインパクトを与え、戦後のカメラの発展に寄与

ハンザキヤノン

1940

国産初のX線間接撮影カメラを開発し、当時死因1位の肺結核の早期発見に寄与

X線間接撮影カメラ

1950–60年代 グローバル化・多角化を推進

国際社会・経済にインパクトを与えた主な出来事

1955–1973 日本の高度成長期
1962 キューバ危機
1965 ベトナム戦争勃発
1967 ヨーロッパ共同体(EC)結成

事業に関する出来事

1955

ニューヨーク支店開設

ニューヨーク支店開設

1957 スイスに欧州代理店キヤノンヨーロッパを開設
1965 キヤノンUSA設立
1967 創立30周年にあたり、「右手にカメラ、左手に事務機」をスローガンに多角化を推進
1968 キヤノンアムステルダム(現キヤノンヨーロッパ)設立

社会に価値をもたらす製品展開

1961

自動露出機構を内蔵し低価格を実現した「キヤノネット」発売、爆発的な売上を記録。あらゆる人々が撮影を楽しめるEEカメラブームが到来

キヤノネット

1964

世界初のテン(10)キー式電卓「キヤノーラ130」を発売し、事務機分野に進出。10キーは後にデファクトスタンダード化

キヤノーラ130

1968 高感度・高寿命を実現した独自の電子写真方式「キヤノンNPシステム」を発表し、普通紙複写機分野に進出。1970年には国産初の普通紙複写機「NP-1100」を発売

1970–80年代 多角化の推進、第二の創業

国際社会・経済にインパクトを与えた主な出来事

1973 第一次オイルショック
1979 第二次オイルショック
1985 プラザ合意、急速に円高が進行
1986–1991 日本のバブル景気
1986 チェルノブイリ原発事故
1987 ニューヨーク株大暴落、世界同時株安(ブラックマンデー)

事業に関する出来事

1970 日本以外で初の生産拠点、台湾キヤノン設立
1972 ドイツに欧州初の生産拠点、Physotec GmbH(現キヤノンギーセン)設立
1988 創立51年目にあたり第二の創業を宣言し、「共生」を企業理念に制定

社会に価値をもたらす製品展開

1976

世界初のマイクロコンピュータ搭載カメラ「AE-1」発売。失敗のない写真撮影が可能な完全自動化と、低価格化により世界中で大ヒット

AE-1

1978 世界初のレーザー走査オートアライメント機構採用のマスクアライナー「PLA-500FA」発売。大口径化の動向を先取りした5インチウエハー対応と、自動基板供給装置搭載により、半導体製造の生産性向上に寄与
1982

世界初のカートリッジ方式複写機「ミニコピアPC-10/PC-20」発売。カートリッジ方式によるイージーメンテナンスや小型化により、家庭でのコピーを実現し、複写機市場拡大へ貢献

ミニコピアPC-10/PC-20

1984

世界最小・最軽量のレーザービームプリンター「LBP-8」発売。デスクトップパブリッシングの実現に貢献

LBP-8

1985

美しい・速い・静かという特長をもつ世界初のバブルジェット方式インクジェットプリンター「BJ-80」発売

BJ-80

1987 完全電子マウントを採用したオートフォーカス一眼レフシステム「EOS」およびEFレンズ群発売。一眼レフカメラの普及に大きく貢献世界初のフルカラーデジタル複写機「カラーレーザーコピア1」発売。高画質フルカラーコピー時代を開拓

1990年代 経営革新とグローバリゼーションの進展

国際社会・経済にインパクトを与えた主な出来事

1989 ベルリンの壁崩壊
天安門事件
1991 湾岸戦争
1992 ブラジルで国連地球サミット開催
1995 阪神淡路大震災
Windows95発売
世界貿易機関(WTO)誕生
1997 アジア通貨危機
京都議定書採択
1999 欧州通貨統合(ユーロ導入)

事業に関する出来事

1990 トナーカートリッジ回収を米国で開始、その後全世界に展開
1993 「共生」の企業理念に基づき、環境問題に対する姿勢を明確に示す「キヤノン環境憲章」制定
1996 中長期経営計画「グローバル優良企業グループ構想」をスタートし、「全体最適」と「利益優先」への意識改革を図り、キャッシュフロー経営を徹底
1997 キヤノン中国設立
1998 国内で複写機の再製造事業開始、複写機再製造の日米欧三極体制を確立

社会に価値をもたらす製品展開

1993 ストロボ内蔵タイプで世界最小・最軽量を実現した一眼レフカメラ「EOS Kiss」を発売し、大ヒット。一眼レフカメラユーザーの裾野を拡大
1996

「アドバンストフォトシステム(APS)」に対応した世界最小のズームコンパクトカメラ「IXY」発売。斬新かつ高品位なデザインなどで爆発的にヒット

IXY

2000年代 製品のデジタル化を推進

国際社会・経済にインパクトを与えた主な出来事

2001 米同時多発テロ
2007 iPhone発売
2008 リーマンショック

事業に関する出来事

2000

ニューヨーク証券取引所に上場

ニューヨーク証券取引所に上場

2004 イガリモールド(現キヤノンモールド)を完全子会社化し、金型製造の技術力強化と内製化を推進
2005 アネルバ(現キヤノンアネルバ)を連結子会社化。真空薄膜形成技術をもとに、製造装置の内製化に大きく貢献
NECマシナリー(現キヤノンマシナリー)を連結子会社化。自動化機器の設計・製作により、キヤノンの生産工程の自動化に寄与
2007 トッキ(現キヤノントッキ)を連結子会社化。有機ELディスプレイ製造装置の高い技術により、有機ELディスプレイ製品への応用に寄与

社会に価値をもたらす製品展開

2000 ITの発達に伴うデジタル化を受け、コンパクトデジタルカメラ「IXY DIGITAL」を発売。デジタルカメラ市場が急拡大
オフィスのデジタル化、ネットワーク化を受け、ドキュメント集配信機能搭載のネットワーク複合機「iRシリーズ」発売開始
2007

多品種少量印刷の需要増大を見据え、「imagePRESS C7000VP」を発売。デジタル商業印刷市場に本格参入

imagePRESS C7000VP

2010年代 新たな成長に向けて挑戦

国際社会・経済にインパクトを与えた主な出来事

2011 東日本大震災
2015 国連でSDGs採択
パリ協定採択
2016 イギリスがEU離脱決定

事業に関する出来事

2010 オセ(オランダ)を連結子会社化し、商業印刷事業を拡大
2014 米国のモレキュラーインプリント(現キヤノンナノテクノロジーズ)を完全子会社化、ナノインプリント半導体製造装置の開発を加速
キヤノンヨーロッパがマイルストーンシステムズ(デンマーク)を完全子会社化、ビデオ管理ソフトウエア分野を強化
2015 アクシスコミュニケーションズ(スウェーデン)を連結子会社化し、監視用ネットワークカメラ分野を強化
2016 「グローバル優良企業グループ構想」フェーズⅤスタート。基本方針「戦略的大転換を果たし、新たなる成長に挑戦する」をもとに戦略を推進
東芝メディカルシステムズ(現キヤノンメディカルシステムズ)を完全子会社化し、メディカル分野を強化
2018 ブリーフカム(イスラエル)を完全子会社化し、映像解析ソフトウエア分野を強化

社会に価値をもたらす製品展開

2011

映像制作用のレンズ・カメラで構成する「CINEMA EOS SYSTEM」を発表し、映像制作市場へ本格参入。映像制作のプロフェッショナルから高い評価を獲得

CINEMA EOS SYSTEM

2016 A3カラー複合機の第3世代「imageRUNNER ADVANCE C5500シリーズ」を発売し、オフィスでの業務効率化を支援
2017

インクジェット連帳プリンター「Océ ProStream1000」発売、グラフィックアーツ市場でのデジタル印刷を拡大高精細CT「Aquilion Precision」発売、高精細画像により新たな臨床価値を提供

Océ ProStream1000

2018

高画質化と利便性の向上を実現した新たなイメージングシステム「EOS Rシステム」発表、ミラーレスカメラ「EOS R」とRFレンズ発売

EOS Rシステム