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事業戦略イメージングシステムビジネスユニット

当期の業績

レンズ交換式デジタルカメラは市場縮小の影響を受け、全体の販売台数が前期を下回りましたが、欧米の主要国や日本、中国などでトップシェアを堅持しました。ミラーレスカメラについては、エントリーモデル「EOS Kiss M」や、新たなレンズマウントを採用した「EOS Rシステム」の対応製品であり、当社初のフルサイズセンサー搭載モデルの「EOS R」が販売台数を伸ばしました。コンパクトデジタルカメラについても、市場縮小が継続する中で販売台数は前期を下回りましたが、「PowerShot Gシリーズ」などの高付加価値製品の販売は堅調に推移しました。

インクジェットプリンターは、大容量インクモデルが新興国において大きく販売台数を伸ばしましたが、先進国の市場縮小などの影響により、全体の販売台数は減少しました。大判インクジェットプリンターについては、CAD図面やポスター制作に適した「imagePROGRAF TXシリーズ」が市場から高い評価を受け、販売が好調に推移しました。

これらの結果、当ユニットの売上高は、前期比11.3%減の1兆82億円となり、営業利益は前期比32.6%減の1,170億円となりました。

売上高

営業利益/営業利益率

  • 2018年より適用している年金会計基準変更影響に伴い、「営業利益」と「営業外収益及び費用」で組み替え処理を行っており、法定開示資料とあわせて2016年まで遡及して反映しています。

今後の戦略

レンズ交換式デジタルカメラの需要は、フルサイズカテゴリーでは安定的な成長が見込まれるものの、全体としては縮小傾向が継続し、コンパクトデジタルカメラについても、低価格モデルを中心に市場の縮小が続く見通しです。

こうした中、2019年はレンズを含めたEOS Rシステムの新製品を順次投入し、最重要課題であるミラーレスカメラのラインアップ拡充を加速させます。

インクジェットプリンターの需要は、引き続き前年をやや下回る水準で推移する見通しですが、量販店や認定サービス店の販売サポートをさらに強化するなど、新興国での販売に積極的に投資し、市場を上回る成長をめざします。