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事業戦略オフィスビジネスユニット

当期の業績

オフィス向け複合機は、外部クラウドとの連携により利便性を高めた「imageRUNNER ADVANCE Gen3 2nd Editionシリーズ」や、新興国向け戦略機種「imageRUNNER C3020 シリーズ」などのカラー機が牽引役となり、大きく販売台数を伸ばしました。地域別では、アジアにおいて2桁増を記録するなど好調に推移しました。

レーザープリンターは、省電力・小型化に加えて高い生産性を追求した新製品を中心に販売台数を伸ばし、消耗品の売上についても前年並みで推移しました。デジタル商業印刷は、グラフィックアーツ市場向けに投入した新製品が、高画質および幅広い用紙への対応力などの高い生産性が評価され、販売は堅調に推移しています。

これらの結果、当ユニットの売上高は、前期比0.1%増の1兆8,073億円となり、営業利益は前期比16.7%増の2,208億円となりました。

売上高

営業利益/営業利益率

  • 2018年より適用している年金会計基準変更影響に伴い、「営業利益」と「営業外収益及び費用」で組み替え処理を行っており、法定開示資料とあわせて2016年まで遡及して反映しています。
  • 2018年より、従来、オフィスビジネスユニットに含めて開示していた一部のビジネスを産業機器その他ビジネスユニットに含めて開示しており、法定開示資料とあわせて2016年まで遡及して反映しています。

今後の戦略

オフィス向け複合機の市場は、新興国を中心としたカラー機へのシフトと、業務効率を高めるオフィス機器への需要増加により、今後も堅調に推移することが見込まれています。ネットワークに接続するIT機器の情報漏えいリスクが高まる中、キヤノンは次世代カラー機をベースに、プログラムの改ざん防止や不正アクセス検知など高いセキュリティ機能を搭載した新モデルで拡販を図ります。また業務効率を高めるオフィス機器への需要増加を踏まえ、ソリューション提案力の向上に努めます。

レーザープリンターの市場は、カラー化の進展と堅調な新興国需要が下支えとなり、2019年は2018年並みに推移する見通しです。キヤノンはプリントボリュームが期待できる中・高速機の販売に注力し、売上構成比を高めていきます。また、OEM先と協業した販促活動を今後も進めることにより、消耗品比率を高め、全体としての収益性改善を図ります。