
グローバリゼーションの広がりは世界中の人々の暮らしを豊かにしましたが、その反面、人材の流動化や雇用状況の悪化、貧困・格差の拡大といった、新たな課題が顕在化しています。
世界中で事業を展開するキヤノンにおいても、こういったグローバルな社会課題は、自社の持続的な発展にさまざまな影響を与えます。例えば、貧困や教育格差といった社会課題は、市場の縮小のみならず、キヤノンの事業拡大に必要な人材の確保にも影響を与えるリスクとなります。また、お客さまの安全に関わる重大な品質問題がひとたび発生すると、ブランド・信用の毀損によりビジネス機会を損失するなど、経営に大きな影響を及ぼします。
一方で、キヤノンが事業を展開する地域社会それぞれが抱える課題に対して、高い技術力やグローバルな人材といった自社の特徴を生かした貢献を行うことは、操業する地域における信頼の獲得のみならず、事業機会の拡大につながります。また、従業員一人ひとりが多様な個性や能力を十分に発揮することができる職場環境の整備に取り組むことは、従業員の働きがい向上、ひいてはキヤノンの持続的な発展につながると考えています。
ステークホルダーへのアンケート調査結果を見ても、「女性の活躍支援への取り組み」や「ワークライフバランス実現に向けた施策の充実」のほか、「商品の安全性確保」「育児・介護への配慮」といった課題に対するキヤノンへの期待が高いことが分かりました。これらの項目を含むマテリアリティ「人と社会への配慮」に真摯に取り組み、キヤノンは持続的な成長をめざします。
| 項目 | |
|---|---|
| 1 | 女性の活躍を支援する取り組み |
| 2 | 従業員のワークライフバランスの実現に向けた施策の充実 |
| 3 | 従業員の労働安全衛生、健康、メンタルヘルスの維持・向上 |
| 4 | 商品の安全性の確保 |
| 5 | 育児・介護従事者への配慮 |
キヤノンは、こうしたリスクと機会を認識した上で、次のような活動を展開しています。
「人権の尊重」「雇用と処遇」「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」「労働安全と健康支援」「人材育成・自己成長支援」のテーマのもとで、多様な背景や価値観をもつ従業員一人ひとりの個性を尊重し、安心してやりがいをもって働くことができる職場環境づくりに向けたさまざまな取り組みを行っています。
「品質マネジメント」「製品の安全性の確保」「製品の使いやすさの向上」を重視しながら、お客さまの信頼に応えます。
キヤノンの技術や事業分野、人材を生かした活動を、「人道・災害支援」「環境保全活動」「社会福祉活動」「地域社会活動」「教育・学術支援」「芸術・文化・スポーツ支援」の各分野において展開しています。
「人権と労働」「製品責任」「社会貢献」の3分野の活動は、下記のSDGsゴールと深く関わっています。













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