開く

製品責任品質マネジメント

お客さまに満足いただける製品を提供するため、製品ライフサイクル全体で品質向上に努めています。

品質に関する考え方

キヤノンは、「ノークレーム・ノートラブル」を品質の基本理念として掲げ、この基本理念を周知・徹底すべく、品質メッセージ「Canon Quality」を社内外に発信し、お客さまに安心・満足して、安全にお使いいただける製品を提供するために最善を尽くしています。

また、この基本理念を実現するため、商品企画から開発設計、生産、販売、サービスに至るすべてのプロセスでの品質確認を徹底するとともに、市場での品質情報やお客さまの要望などを商品企画や開発設計にフィードバックし、継続的な品質改善につなげる活動をグループ全体で展開しています。

品質保証体制

キヤノンは、「Canon Quality」の実現に向けて、国際的な品質管理規格であるISO9001の要求事項に独自の仕組みを加えた「品質マネジメントシステム」を構築しました。

キヤノン(株)の各事業部門は、品質統括センターや世界中のグループ会社との連携のもと、その品質マネジメントシステムをベースに、各国・地域の法規制にも対応した「各事業特性に最適な品質保証体制」を構築し、運用を徹底しています。

また、キヤノン(株)は、各事業部門がそれぞれに部門特有の課題解決に取り組む縦串活動に加え、2017年には、開発段階での品質向上を目的に、キヤノン(株)の社長を委員長とし、各事業部門のトップをメンバーとする、全社横断の委員会を発足させ、横串活動を開始しました。この活動を通じて、経営幹部は開発段階での品質に関する課題を共有するとともに、事業共通の課題解決を積極的に推進しています。

  • キヤノンの品質マネジメントシステムを定めた会社規程類は、国際審査員登録機構であるIRCA(International Register of Certificated Auditors)からISO9001の代替規格として承認されています。

教育・啓発活動

品質理念の徹底に向けて

優れた品質を維持するには、製品に関わるすべての従業員が、品質について常に高い意識をもつことが不可欠です。

従業員のさらなる意識向上のため、キヤノンは、品質の基本理念や品質メッセージの発信、および、グループ全従業員を対象とした「品質教育」や「品質意識調査」などを実施しています。また、キヤノン(株)は毎年11月を品質月間として、「品質大会」「品質表彰」を開催し、品質の向上に貢献した優れた活動をたたえるとともに、その活動をグループ全体で共有しています。

品質教育の継続・拡充

キヤノンは、品質の重要性を伝えるため、従業員を対象に、「品質教育」を階層別でグループ展開しています。部門ごとの状況や課題に応じた研修プログラムのカスタマイズや現場での教育を積極的に行うとともに、品質に関する考え方をまとめた「Canon Quality入門ガイド」の多言語化や品質活動の全体像を理解するための「Canon Quality ガイドブック」のWeb化を実施し、海外拠点を含むグループ全体で品質の重要性を浸透させています。

特に「製品安全に関わる教育」に注力し、製品安全規制や化学品安全規制、PL法や実質安全技術など、多岐にわたった製品安全に関する研修のほか、新人向けには概要をまとめた製品安全研修を実施しています。また、キヤノン(株)では「製品安全自主行動計画」の浸透と徹底を図るため、 eラーニングによる研修も実施しています。さらに、製品の販売や修理、サービスに関わるグループ会社に対しても、修理や部品交換の際の安全上の注意事項などに関する製品安全情報を継続的に提供しています。

2018年は、これらの研修を合計11回実施するとともに、2016年から開講している「事故の未然防止教育」を8回実施しました。