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製品責任

大型製品の試験を実施できる日本最大規模の電波暗室

マネジメントアプローチ

製品の安全性確保と使いやすさの向上に最善を尽くし、高付加価値化とともに、お客さまの信頼性向上に努める

なぜ重要か

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  • GRI103-2

キヤノンは、コンシューマ向けからビジネス向けまで、幅広い製品をグローバルに提供しており、ライフサイエンスやネットワークカメラなど、多くの人々の命や社会の安全性に関わる製品も積極的に拡充しています。

お客さまに、安心・満足して安全にお使いいただける製品を提供し、より豊かな社会づくりに貢献するという「製品責任」の重要性はますます高まっています。お客さまの技術革新への期待と、安全性や環境への意識が高まる中、こうしたニーズへの対応可否は、その後の企業活動に大きな影響を与えます。特に製品やサービスなどの欠陥により、お客さまの安全に関わる重要品質問題を発生させた場合、業績の悪化やブランド・信用の毀損など、経営に甚大な影響を及ぼします。

その反面、高品質でお客さまのニーズに応える製品を提供するとともに、時代が求める新たな技術の創出を実現できれば、大きく成長する機会を得ることができます。

Our Impact:

キヤノンの製品責任に関する取り組み

キヤノンの製品責任に関する取り組み説明図

キヤノンのアプローチ

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キヤノンは、品質の基本理念として「ノークレーム・ノートラブル」を掲げ、キヤノングループ全体で「Canon Quality」を徹底するとともに、国際的な品質管理規格であるISO9001の要求事項に独自の仕組みを加えた品質マネジメントシステムを構築し、製品企画から開発、生産、販売後のサービスまで、ライフサイクル全体で品質向上に努めています。

また、法令以上に厳しい独自の製品安全技術基準を設けて、安全性の確保に努めるとともに、世界各地のお客さまから寄せられたご意見、ご要望を集め、関連部門間で共有するシステムを構築し、製品改善につなげています。

また、中長期経営計画においては「新規事業の強化拡大と将来事業の創出」を掲げ、技術的優位性を生かしながら、新たなイノベーションに取り組んでいます。

さらには、さまざまなお客さまが安心して、快適に使用できることを目的とした分かりやすいマニュアル作成をはじめ、ユニバーサルデザインを積極的に導入することで、世界各国のあらゆるお客さまのアクセシビリティに対応した製品づくりを進めています。

重要課題と2017年の総括

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品質マネジメント

キヤノンは、製品の安全性を確保するため、グループの各部門において法規制遵守を徹底する内部統制を強化するとともに、開発段階から製品の品質完成度を高めるための活動を進めています。2017年は、キヤノン(株)の社長を委員長とし、各事業のトップをメンバーとする、開発段階での品質向上に注力した、全社横断の委員会を発足させました。すべての事業部門の優れた施策の積極的な横展開の推進で、品質問題の根絶に取り組んでいます。また、全従業員を対象とした品質教育、意識向上活動も継続し、対象の拡大、推進を行っています。

製品の安全性の確保

お客さまへ安心・安全を提供すべく、品質管理においては法令で定められた基準にとどまらない、独自の製品安全基準を設けているほか、製品の安全性を正確かつ徹底的に評価できる環境を整えています。

製品の使いやすさの向上

キヤノンは、さまざまなお客さまが安心して快適に使用できる製品の開発に努めています。2017年は、お客さまのご意見・ご要望を伺うフィールドテストやインタビュー、社内モニター制度、専門家による評価を継続して実施し、製品、サービス、アプリケーションなどの分かりやすさ、使いやすさを実現するための取り組みを進めています。

SDGsとの関連性

キヤノンは製品責任に関わるさまざまな活動を通じ、SDGsのゴール12「つくる責任・つかう責任」の達成に貢献しています。また、ステークホルダーへの調査でも、製品責任分野については、ゴール12への貢献に対する期待が大きいことが分かりました。

  • 12  つくる責任 つかう責任
  • 品質に関する考え方
  • 品質保証体制
  • 教育・啓発活動
  • 「製品安全に関する基本方針」に基づく自主行動計画
  • キヤノン独自の「製品安全技術基準」の設定
  • 開発段階における品質評価
  • 安全性評価の取り組み
  • 販売後のサポート
  • 適切な使用方法に関する情報提供