キヤノン株式会社(以下、キヤノン)は、持続可能な社会実現のために、循環型社会の構築は重要な課題の一つであると捉え、これを具現化するため、2018年、茨城県坂東市に高度な資源循環を実現するキヤノングループの発信拠点「キヤノンエコテクノパーク」を開設しました。 回収した製品から新たな製品を作る「製品 to 製品」の取り組みをはじめ、プラスチックのクローズドリサイクルを自動で行う最新鋭の装置を稼働させ、従来のリサイクル現場のイメージを覆す「クリーン&サイレント」を実現すると共に、ショールーム機能も備えて、子どもたちに資源循環の重要性を学ぶ場としても活用するなど、リサイクル技術の高度化・効率化を追求、グローバルでの循環型社会構築に貢献していることなどが高く評価され、「経済産業大臣賞」を受賞しました。授賞式には、キヤノンからは代表取締役副社長CFOである田中稔三が出席し、石川昭政経済産業省 経済産業大臣政務官より表彰状とトロフィーが授与されました。キヤノンの本受賞は、第1回の大賞受賞をはじめ、8回目の受賞となりました。
キヤノンは今後も、キヤノングループの環境ビジョンである「Action for Green」の実現に向けて、技術革新と経営効率の向上により、豊かな生活と地球環境が両立する社会の実現を目指し、「つくる」「つかう」「いかす」という製品ライフサイクル全体で環境負荷の削減に取り組んでいきます。