公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2019年度グッドデザイン賞」をキヤノンの製品デザイン15件※1が受賞しました。このうち、「キヤノンエコテクノパークを拠点とした環境活動発信プロジェクト」は、“取り組み・活動”のカテゴリーで、キヤノンでは初めてとなる受賞を果たしました。
キヤノンエコテクノパーク
キヤノンエコテクノパークは、限りある資源の有効活用と廃棄物削減に向けて、リユース・リサイクルを通じた資源循環を追求する最新鋭の工場として、2018年に茨城県に開所しました。トナーカートリッジやインクカートリッジの自動リサイクルシステム「CARS-T/CARS-I※2」や複合機のリマニュファクチュアリング※3の工程を一般の方も見学することができます。
今回受賞したプロジェクトは、キヤノンのさまざまな活動をパネル、映像、体験コーナーを通して紹介するショールームなどを整備し、情報を発信する取り組みです。また、次世代を担う子どもたちに、実物を見て、触れながら学べる環境教育の場も提供しています。審査員の方からは「この活動をいち早くアウターブランディングとして展開し、各企業に向けて共振していくことを期待します。」とのコメントをいただきました。
限りある資源を有効に活用していくために、世界では「Circular Economy(循環経済)」を意識した取り組みが進められています。キヤノンは今後も豊かさと環境が両立する未来のため、技術革新で貢献していきます。また、さまざまな機会を活用して、子どもたちに環境の大切さを伝える活動を展開し、次世代を担う若者たちを支援していきます。
ショールーム
小学生の見学
環境授業風景