2015年度 ジュニアフォト便り2015年度 ジュニアフォト便り
2015 vol.5

新潟県 見附市立見附第二小学校

2015年7月9日(木)雨のち曇り

小学1年~6生 26名が参加

写真で切り取る、ふるさとの森

新潟県のちょうど真ん中に位置する、見附市立見附第二小学校。ここは、全校児童26人というアットホームで小さな小学校です。周辺に広がっているのは緑豊かな大自然。今回は、地域の人々に慣れ親しまれている「杉沢の森」が撮影の舞台となりました。森には子ども達が「ブナ王」と名付けたブナの大木やビオトープなどがあり、沢山の生き物や植物が息づいています。今日はどんな風景と出会えるかな?とわくわくしながら雨上がりの森に繰り出す子ども達。カメラを通して、ふるさとの大切な自然と向き合いました。

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くろいまめとくろいあり

鮮やかな緑で溢れている、杉沢の森の中。光によって色合いを変化させながら、どこまでも続く緑の中に小さなフォトグラファーが面白い光景を見つけます。なぜか真っ黒になったサヤエンドウのような植物と、その上を歩くアリの姿をとらえた作品、「くろいまめ」。規則的に並んだ“くろいまめ”が音符のように見えて、リズムを感じさせる1枚です。そしてこの作品の決め手となっているのは、さりげなく存在感を放つ“くろいあり”。“くろいまめ”と一緒に音楽を奏でながら、アリもなんだか楽しそう。小さなフォトグラファーの発見に、大きな可能性を感じる作品となりました。

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くろいまめ

自然の不思議を1枚の芸術作品に

森を奥まで進んでいくと、生き物の宝庫「沢田のビオトープ」があります。カエルやトンボのすみかとなっていて、春にはミズバショウも見られます。 ここで早速、植物に紛れているビオトープの住人を発見。「カエルのかくれんぼ」は、背景と同じ色に自ら変色し、“かくれんぼ”をするカエルの不思議を見事に捉えた作品です。 小さなフォトグラファーは、“植物とカエルが同じ色をしていて面白いところ”が気に入っている、と話してくれました。セピア色の写真のような、絵画のような、どこか哀愁漂う色合いは芸術作品の仕上がり。「カエルくん、上手にかくれているよ」と話しかけたくなる、自然界の面白さを感じずにはいられない1枚です。

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カエルのかくれんぼ
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先生からはこんな感想をいただきました。

見附第二小学校は、全校児童26名の小さな学校です。校舎の周りには、杉沢の森や校庭の野菜、植物など自然がいっぱいです。この自然をいつもとは違った視点から見つめ、子ども達にふるさとを好きになってもらうチャンスと考え、ジュニアフォトグラファーズに応募しました。
当日は、1年生でもカメラを使えるのだろうかという心配も見事に覆され、子ども達全員が小さなカメラマンに大変身。どの作品も自分らしい視点で見事に自然を切り取っており、素晴らしいものでした。また、発表の際には、スタッフの皆様からお話の聞き方や写真の説明の仕方を褒めて頂いたことも大変嬉しい出来事でした。本当にありがとうございました。