2015年度 ジュニアフォト便り2015年度 ジュニアフォト便り
2015 vol.6

東京都 世田谷区立用賀小学校

2015年7月21日(火)晴れ

小学3~6年生 40名が参加

笑顔がいっぱいのスマイルスクール

待ちに待った夏休み。世田谷区にある用賀小学校では、様々なワークショップを行う“スマイルスクール”が始まります。今回の写真教室は、そのひとつとして行われ、子どもたちはこの日を楽しみにしてくれていました。
撮影の舞台は、学校から歩いて10分程の馬事公苑(ばじこうえん)。豊かな緑を擁する園内には、白鳥が優雅に泳ぐ池があり、都内の公園とは思えない程たくさんの生きものたちと出会えます。涼を求めてやってきたトンボやチョウチョが飛び交うなか、あちこちで元気いっぱいの笑顔がはじけました。

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輝く瞬間を写真に収めて

天気は快晴!学校を出発すると、照りつける太陽から逃げるように、公苑内の木陰を目指します。撮影タイムが始まると同時に、真っ先に水飲み場に向かったのは、6年生の女の子2人組。アングルを変えて工夫しながら何枚もシャッターを切っています。その中から選んだ渾身の一枚「太陽にかさなる水しぶき」は、水滴がきらきらと輝く瞬間を見事に切り取ってくれました。輝く水をはっきりと捉え、青い空も背景に写っていることがお気に入りのポイント。はじけ飛ぶ水滴が輝き、元気を貰える作品です。

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太陽にかさなる水しぶき

写真はココロの鏡

昆虫や植物を撮る子どもが多い中、独自の世界観を持って“The日本”の風景をとったという男の子。撮影会では何を撮っているんだろう?と不思議に思っていたところ、身近な風景を切り取って「銀閣無くしてギンカク有り」という名作を残してくれました。彼の目には、この池が銀閣寺の池のように映り、建物がない銀閣寺だと思ったとのこと。更に、建物がないものこそ銀閣寺だと感じたという何とも深い発言に驚かされます。下につながるカーブのある階段、垂れさがる木、おだやかな池、身近な風景のなかに彼のココロに響くものが隠れていた様です。自身の感性にしっかり向きあった、オリジナリティ溢れる逸品に脱帽です。

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銀閣無くしてギンカク有り
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先生からはこんな感想をいただきました。

子どもたちにとって、カメラを一人一台持って自由に撮影ができるという体験は、とても貴重でした。自然の中で思い思いに自分が発見したもの、感じたこと、様々な感情を写真の中に捉え表現する姿は、とても生き生きとしていました。その場でプリントアウトもしていただき、タイトルをつけて発表ができたことも、達成感につながり、夏休みのすてきな思い出になったことと思います。本当にありがとうございました。