CANON TECHNOLOGY

閉じる

イメージイメージ

業務用ディスプレイの搭載技術

映画や放送業界の現場で、映像制作のプロフェッショナルを支えるキヤノンの4Kおよび8Kの業務用ディスプレイ。最新のデジタルシネマカメラや放送用レンズをはじめ、業務用映像機器の高性能を余すことなく発揮させるディスプレイの高画質・高精度を実現した「高画質エンジン」、「バックライト」を独自に開発。「High Dynamic Range (以下HDR:スタンダードダイナミックレンジより広い明るさの幅を表現できる技術)」技術などの最新技術にも対応しています。

2018/12/27技術紹介

高画質エンジン

#イメージング技術#電気工学#情報工学#物理学#半導体

ディスプレイ画質へのこだわり

業務用ディスプレイは、一般的な民生用テレビやPCモニターとは異なり、画質や色、輝度の均一性において、高い精度が求められます。キヤノンでは、画像処理エンジンの性能にこだわった独自技術により高精度の演算処理を可能にしています。

イメージイメージ

独自の画像処理エンジン

高画質・高精度を生み出す独自のエンジン

映画や放送の制作現場において最も重要な機材の一つが、制作コンテンツの画質を確認する基準器となる「リファレンスディスプレイ」です。映画や放送で定められた規格に沿った画質の基準器は、世界中の制作現場において同じ品質で業務が行えるようになります。

高精度が求められる映像制作現場においては基準値からずれが生じないことが求められるため、忠実な色再現、正確な階調表現、高精度な均一化のフローをエンジンに組み込み、パネル、バックライトと連動し、最適な画面内補正、経年補正を高精度に実現する必要があります。

キヤノンは、リファレンスディスプレイに求められる表現力、品質、信頼性を満たした4Kおよび8K高画質ディスプレイ用の画像処理エンジンを独自に新開発し、高精度の演算処理を可能にしています。さらに、キヤノンが長年カメラで培った画作りのノウハウをアルゴリズムに組み込み、高レベルの画質を実現。また、品質にもこだわり、工場出荷時にも一台ずつ、高精度に調整を行うことで、「リファレンスディスプレイ」にふさわしい、忠実な色再現、高精度の均一化、長期安定性を実現しています。

バックライト技術

#イメージング技術#電気工学#物理学

映像制作に求められる表現力

現在の映画や放送業界では、世界的なイベントを契機に、これまでのHD画質から4Kおよび8K画質へと移行が始まっており、求められる表現力の水準も上がっています。

高解像度の4Kおよび8K化だけでなく、HDRなどの新しい高輝度技術や階調表現技術でより臨場感を表現できるようになり、業務用ディスプレイも新しいステージに入っています。

広色域・高輝度表示を可能としたバックライト

キヤノンの業務用ディスプレイでは、4Kおよび8K高精細・広視野角のIPS(In Plane Switching:液晶ディスプレイの一形式)液晶パネルユニットを用いて、シネマDCI規格や放送UHD規格のコンテンツの高精細・高画質表示を可能としています。

バックライトには、高純度LEDを採用して、より広い色域を実現。今までのディスプレイでは見ることのできなかった忠実で豊かな色彩を再現できるようになりました。

さらに、近年のHDRの進展にともない、キヤノンの業務用ディスプレイは、映像制作業界でいち早くHDR規格(HLG:Hybrid log gamma、PQ:ST2084)に対応。高輝度・高コントラストを実現するために、従来の標準ダイナミックレンジ(以下SDR)ディスプレイからバックライトのLED数を増やし、回路や基板などを最適化することで高輝度表示時にも輝度が安定するように設計しています。

イメージイメージ

HDR技術

#イメージング技術#情報工学

HDRは、SDRより広い明るさの幅を表現できる技術のことです。キヤノン独自設計のエンジン、バックライト技術による4Kおよび8K高精細、高輝度化、正確な階調表現により、従来のSDRではできなかった映像表現が可能になっています。例えば、SDRでは白飛びしていた青空の雲のディテールが、HDRではしっかり見え、全体のコントラストも向上します。さらに、HDRでは明るさ(輝度)だけでなく、表現できる色の領域(カラーボリューム)も拡大。より幅広く、自然な色を再現し、よりリアルに近い、立体感まで生み出しています。さらにファームウェアの機能では、さまざまな映像制作で活用できるHDR機能を多数実装し、HPA(※)AWARDS 2018において「ENGINEERING EXCELLENCE AWARD WINNERS」を受賞しています。

  • (※)HPA
    Hollywood Professional Association

イメージイメージ

カラーボリューム

イメージイメージ

さまざまな用途で活用できるHDR機能

イメージイメージ

Canon – Visual and Technical Monitoring of HDR Images

キヤノンは、HDR ワークフローの利便性・効率向上を積極的にサポートし、今後も製品の高精細化・高輝度化対応をさらに推し進めていきます。

コンテンツの改善に関するフィードバックをぜひお送りください

このコンテンツはお役に立ちましたか?

理由をお聞かせください

ご協力いただき、ありがとうございました。
今後もより良いコンテンツ制作をめざしてまいります。

トレンド記事

イメージ

2019年5月23日

技術紹介

人工衛星

キヤノン電子が参入した人工衛星ビジネスの可能性

イメージ

2019年5月23日

技術紹介

最先端CMOSセンサー

超高感度・超高精細センサーを実現

イメージ

2019年5月16日

活動紹介

ネットワークカメラ

映像解析によりさらに発展するネットワークカメラ

イメージ

2019年5月16日

技術紹介

商業印刷

多様化するニーズに応え、今までにない高画質を実現

カテゴリ

CANON TECHNOLOGY TOPに戻る