シネカメラ

8mmシネカメラ

シングル8 518SV

Single 8 518 SV

Single 8 518 SV

  • 日本名称
  • 北米名称
  • 欧州名称 / アジア名称 / オセアニア名称
  • 概要
  • 主な仕様
発売年月 1970年(昭和45年)11月
発売時価格 49,800円

シングル8 518の発売から5年を経て、本格的にモデルチェンジされたモデル。DS-8に搭載した、サーボモーターで高精度に虹彩絞りをコントロールする「サーボEE機構」を採用、カメラ名称のSVはサーボを意味する。この強力なサーボEEにより、レンズの絞りは飛躍的に安定した。また、電動巻き戻し機構、シャッター開角機構によるフェードイン・フェードアウト機能を搭載するなど、より本格的仕様のモデルとなった。
レンズ・ファインダーも見直しを行い、定評ある5倍ズームが新種ガラス1枚の追加により、よりシャープになり、ファインダーも瞳径を大きく改良して、より明るい視野を確保した。

型式 シングル8方式 8ミリシネカメラ
画面サイズ 4.2×5.7mm (映写画面 4×5.4mm)
使用フィルム シングル8 マガジンフィルム
レンズ 焦点距離 / 明るさ 9.5~47.5mm F1.8 (11群14枚構成/内稀元素ガラス6枚使用) 内径48mm 外径50mm  スペクトラコーティング、ワイドコンバーター0.65×使用により6.2~31mmの広角系ズームに変換、テレコンバーター1.6×使用により15.6~78mmの望遠系ズームに変換
ズーム比 5倍
フォーカシング 手動(前玉回転式) 1.2m~∞
ズーミング モーターによる電動ズーミング(約6秒)/手動ズーミング可能 回転角約100゜
フィルターねじ径 48mm
ファインダー 型式 一眼レフ式
距離計 プリズムスクリーン距離計(マイクロプリズム)
視度調節 -3~+1ジオプター
ファインダー内情報 絞り数値、メーター指針、高低輝度警告マーク、フィルム完了予告
EE機構 方式 CdS利用のTTL方式サーボEE、使用フィルムとコマスピードに連動する自動絞り機構
測光範囲 ISO200 F1.8 18コマ シャッター開角OPEN~ISO25 F32 SLOW MOTION シャッター開角4
フィルム感度 ISO25, 50, 100, 200 マガジンによる自動セット
絞りの調節 切り換えリングの操作で自動絞り、手動絞り可能(押し込んだ位置でEE、引き上げて回転し任意手動絞り撮影可能)
フィルム駆動 方式 高性能電動モーターによるフィルム送りおよび電動巻き戻し
コマスピード 18、24コマ/秒、SLOW MOTIONおよび1コマ
電源 単3乾電池 4本 グリップ内に収納  常温で約10本のフィルム送り可能
フィルムカウンター 自動復帰順算式
巻き戻しインジケーター コマ数表示式(可動式巻き戻し指標つき)
バッテリーチェッカー 専用ボタン押しミニメーター表示式
巻き戻し機構 REWIND位置(シャッター開角全閉位置)にて電動巻き戻し可能(二重露出用)
シャッター 開角度 0~150゜(操作ダイヤルによる) 測光補正機構付き
切替スイッチ OFF(断) R(ランニング) RL(ランニングロック)の切り換え用
操作ダイヤル OPEN 2 4 CLOSE STOP REWIND(シャッター開角ロック 巻き戻し用安全ボタン付き)
各種レリーズソケット リモコン用、ランニング用、1コマ撮影用
安全装置 フィルムタイプおよび駆動確認窓など完備
リモートコントロール リモートスイッチにより可能
グリップ 固定 駆動用電池収納室兼用
大きさ(幅×高さ×奥行) 60×201×208mm
質量 1300g(本体のみ)