- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1989年(平成元年)4月 |
発売時価格 | 129,700円(EF35-105mm F3.5-4.5A付き) 85,000円(ボディ) |
EOS620の上位機種として開発された。オートフォーカスの合焦スピードを向上させ、620と同様に±5段階の範囲で1/2段制御で段階露光をフィルムに与えるオートブラケティング、最大9回までの予約多重露光の機能を備え、6分割評価測光に加えて画面中央部の約6.5%部を測る中央部分測光を搭載していた。
フィルム給送も、AIサーボAFモードでは、最高約2.5コマ/秒、ワンショットAFモードでは最高約5コマ/秒の高速性能へと飛躍した。
黒色のボディの他に、メタリックグレー色仕上げの機種も販売された。価格は同一。
型式 | 35mmフォーカルプレーンシャッター式マルチモードAF一眼レフカメラ |
画面サイズ | 24×36mm |
標準レンズ | EF50mm F1.8、EF35-70mm F3.5-4.5 |
マウント | EFマウント |
AF方式 | TTL位相差検出方式(ズレ検出)、AFモードはワンショット式 /動体予測AIサーボAF、AF検出範囲はEV1~18(ISO100) |
シャッター | 縦走行の電子制御式フォーカルプレーン・1/2000~30秒、B、X=1/125秒(ホットシュー式)、電子制御セルフタイマー内蔵(LED点滅表示) |
ファインダー | ペンタ固定アイレベル式、倍率0.8倍、視野率94%、交換スクリーン7種完備 |
ファインダー情報 | AF測距用マーク、合焦、部分測光範囲、マニュアル、部分測光表示(AEブロック)、深度優先AE、露出補正、シャッタースピード値、絞り値、スピードライト充完 |
測光・露出制御 | 複合型SPC素子使用、TTL開放測光シャッタースピード優先式AE/絞り優先式AE/インテリジェントプログラムAE、定点連動マニュアル、オートブラケティング(1/2段±5段階露光可能)、9回まで予約可能の多重露出可能、測光感度分布特性=画面6分割評価測光/中央部分(画面中央約6.5%部)測光(AEロック機能付き)、露出補正±5EV(1/2ステップ)可能、測光連動範囲はEV-1~ 20(ISO100:F1.4)、フィルム使用感度域はISO6~6400、イメージセレクト=AF、AE、巻き上げ、プログラムの組み合わせ7種、カスタムファンクション=7種設定可能 |
外部LCD表示 | AFモード、撮影モード、巻き上げモード、シャッタースピード値、絞り値、フィルム在否、フィルム給送、オートブラケティング表示と段数、多量露出表示と回数、バッテリーチェックなど |
使用電源 | 6Vのリチウム電池2CR5型1個 |
フィルム装填・給送 | フィルム位置合わせ、裏蓋閉じで自動セットされるオートローディング、内蔵モーターによる自動巻き上げ=C:ワンショットAF時・最高約5コマ/秒、AIサーボAF時=約2.5コマ/秒、S:1コマ |
フィルム巻き戻し | 内蔵モーターによる完全自動式(途中巻き戻し可能) |
大きさと質量 | 148×108×68mm、670g(ボディ) |