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活動情報

2017年6月30日

「四季山水図屏風」「韃靼人狩猟・打毬図屏風」を制作し、京都国立博物館へ寄贈

2017年6月30日(金)、京都国立博物館において、綴プロジェクトの第10期で制作した「四季山水図屏風」「韃靼人狩猟・打毬図屏風」の高精細複製品の寄贈を行いました。

「四季山水図屏風」は、室町時代の式部輝忠の作品です。画面右からの梅、滝、紅葉、雪山によって四季が象徴され、右隻から左隻への連続図様となる六曲一双の山水図屏風です。式部輝忠の作品は、大画面の作品としては本作品を含め数例が知られるのみです。

「韃靼人狩猟・打毬図屏風」は、桃山時代の狩野宗秀の作品と伝わっています。本作品は、韃靼人と呼ばれるモンゴル高原に住んでいた遊牧民族が、狩猟や現代の球技ポロに通じる打毬に興じる様を、金地に濃彩で描いた六曲一双の屏風です。

両作品のオリジナルは現在、米国サンフランシスコ・アジア美術館に所蔵されています。この度、高精細複製品を京都国立博物館へ寄贈することで、これら名品の日本への“里帰り”が実現しました。

「四季山水図屏風」「韃靼人狩猟・打毬図屏風」の高精細複製品は、京都国立博物館の平成知新館グランドロビーに展示され9月3日(7月28日から8月2日を除く)まで特別公開されます。

平成知新館グランドロビーに展示された様子
平成知新館グランドロビーに展示された様子
寄贈式の様子
寄贈式の様子
寄贈式の様子
寄贈式の様子
京都国立博物館 平成知新館
京都国立博物館 平成知新館

2016年4月11日

狩野山楽・山雪筆「天球院方丈障壁画」22面を制作し、天球院へ寄贈
今回寄贈した「梅・柳に遊禽図」が設えられている「梅の間」の様子
今回寄贈した「梅・柳に遊禽図」が設えられている「梅の間」の様子

2016年4月11日(月)、京都 臨済宗妙心寺派 天球院において、綴プロジェクトの第9期で制作した「天球院方丈障壁画」22面の高精細複製品の寄贈を行いました。

綴プロジェクトでは2012年から5年に渡って「天球院方丈障壁画」のうち金碧画の制作を行ってまいりました。今回の狩野山楽・山雪筆「梅・柳に遊禽図」などの寄贈をもって、天球院方丈の「朝顔の間」、「虎の間」、「梅の間」を飾る全56面のリプレイス事業が完成いたしました。寄贈後、オリジナル文化財は京都国立博物館に寄託され、良好な環境下で保管されます。

天球院は通常、非公開ですが、複製品に置き換わることで、今後は春と秋に特別公開される予定です。

寄贈式の様子
寄贈式の様子
臨済宗妙心寺派 天球院
臨済宗妙心寺派 天球院

2016年3月18日

土佐光吉筆「源氏物語図屏風」を制作し、平等院へ寄贈
平等院ミュージアム鳳翔館に設えられた「源氏物語図屏風」
平等院ミュージアム鳳翔館に設えられた「源氏物語図屏風」

2016年3月18日(金)、京都 平等院において、綴プロジェクトの第9期で制作した「源氏物語図屏風」の高精細複製品の寄贈を行いました。

全54帖からなる「源氏物語」のうち、「関屋」、「御幸」、「浮舟」の場面が描かれる本作は、元々部屋を取り囲む襖の一部であったと考えられており、現在は米国のメトロポリタン美術館に所蔵されています。「綴プロジェクト」では、メトロポリタン美術館の協力のもと、「源氏物語図屏風」の高精細複製品を制作し、源氏物語の舞台でもある京都宇治の平等院に寄贈することで、日本への里帰りを実現しました。

「源氏物語図屏風」4曲1双の高精細複製品は、平等院ミュージアム鳳翔館に設置され4月24日まで特別公開されました。

寄贈式の様子
寄贈式の様子
世界遺産・平等院
世界遺産・平等院

2015年4月23日

長谷川等伯筆「龍虎図屏風」を制作し、大分県立美術館へ寄贈
寄贈記者発表会
寄贈記者発表会

「綴プロジェクト」では、ボストン美術館の協力のもと、「龍虎図屏風」の高精細複製品を制作し、2015年4月24日(金)にオープンする大分県立美術館に寄贈しました。

2015年4月23日(木)にはオープンに先駆けて記者発表会が行われ、綴プロジェクト作品がお披露目されました。今後、館内での展示や大分県の全小学生6万人を招待する「小学生ファーストミュージアム体験事業」などで鑑賞教育に活用される予定です。

長谷川等伯の晩年の名作「龍虎図屏風」は、現在、米国のボストン美術館に所蔵されています。

開館記念式典内の寄贈式
開館記念式典内の寄贈式
寄贈式後に公開された「龍虎図屏風」
寄贈式後に公開された「龍虎図屏風」
新しくオープンとなった大分県立美術館
新しくオープンとなった大分県立美術館
「小学生ファーストミュージアム体験事業」の様子
「小学生ファーストミュージアム体験事業」の様子

2015年3月13日

曽我蕭白筆「雲龍図」を制作し、天龍寺へ寄贈
大方丈、龍の間に設えられた「雲龍図」
大方丈、龍の間に設えられた「雲龍図」

2015年3月13日(金)、京都 天龍寺において、綴プロジェクトの第8期で制作した「雲龍図」の高精細複製品の寄贈を行いました。

江戸時代の画家、曽我蕭白が手掛けた「雲龍図」は、もともとは襖(ふすま)として描かれていたと考えられており、現在は米国のボストン美術館に所蔵されています。「綴プロジェクト」では、ボストン美術館の協力のもと、「雲龍図」の高精細複製品を制作し、寺号の由来が「龍」にゆかりの深い天龍寺に寄贈することで、曽我蕭白が誕生した地である京都への里帰りを実現しました。

「雲龍図」全8面の高精細複製品は、国の史跡・特別名勝に指定されている曹源池庭園に面する大方丈龍の間の壁面に設置されます。高精細複製品は毎年、年間90日程度、特別公開される予定です。

寄贈式の様子
寄贈式の様子
国の史跡・特別名勝に指定された曹源池庭園と大方丈
国の史跡・特別名勝に指定された曹源池庭園と大方丈

2016年10月22日

東京国立博物館・九条館にてワークショップを実施

2016年10月22日(土)、東京国立博物館・九条館にて「松林図屏風」(東京国立博物館所蔵)を活用した親子向けのワークショップが行われました。

当日は午前と午後の部に分けて行われ、午前9組、午後7組の合計40名が参加しました。
ワークショップでは自分たちが考えた屏風の並び方を美術専門のスタッフにより再現してもらい、屏風本来の使い方を体感してもらいました。
さらには暗闇や自然光、ろうそくを模した照明で屏風を鑑賞し、様々な屏風の見え方を楽しんでもらいました。

屏風の解説
屏風の解説
並べ方を考える
並べ方を考える
自分が考えた並べ方を体験
自分が考えた並べ方を体験
ろうそくを模した照明で鑑賞
ろうそくを模した照明で鑑賞

2016年10月13日

三井記念美術館による出張授業を開催

2016年10月13日(木)、大田区立南六郷中学校にて三井記念美術館による綴プロジェクト作品「雪松図屏風」(三井記念美術館所蔵)を活用した出張授業が行われました。

当日は2年生6クラス、合計234名に授業を行いました。通常は明るい状態から屏風鑑賞を始めるのですが、屏風との出会いを大切にしたいという考え方から、本プログラムは屏風を閉じた状態でセッティングし、暗くした後に子どもたちの目の前で開くというのが特徴です。

本授業はオリンピック・パラリンピック教育の一環としても行われ、「外国の方にどのように屏風の良さを紹介するか」ということを考えることが取り入れられました。

三井記念美術館・亀井様
三井記念美術館・亀井様
屏風の鑑賞
屏風の鑑賞
屏風の感想を述べる
屏風の感想を述べる
オリンピック・パラリンピック教育を行う佐藤先生
オリンピック・パラリンピック教育を行う佐藤先生

2016年3月26日

東京国立博物館・応挙館にてワークショップを実施

2016年3月26日(土)、東京国立博物館・応挙館にて「松林図屏風」(東京国立博物館所蔵)を活用した親子向けのワークショップが行われました。

当日は午前と午後の部に分けて行われ、午前9組、午後9組の合計48名が参加しました。
ワークショップでは屏風の説明の後、グループに分かれてミニチュア屏風で自由に並び方を考え、実際に考えた並べ方で屏風を体験してもらいました。さらには暗闇や自然光、ろうそくを模した照明で屏風を鑑賞し、様々な屏風の見え方を楽しんでもらいました。

屏風の説明
屏風の説明
並べ方を考える
並べ方を考える
自分が考えた並べ方を体験
自分が考えた並べ方を体験
ろうそくを模した照明で鑑賞
ろうそくを模した照明で鑑賞