Canon

作品詳細

天球院方丈障壁画 竹に虎図襖たけにとらずふすま

狩野山楽・山雪

  • 「天球院方丈障壁画 竹に虎図襖」 狩野山楽・山雪
  • 「天球院方丈障壁画 竹に虎図襖」 狩野山楽・山雪
  • 「天球院方丈障壁画 竹に虎図襖」 狩野山楽・山雪
  • 「天球院方丈障壁画 竹に虎図襖」 狩野山楽・山雪
  • 「天球院方丈障壁画 竹に虎図襖」 狩野山楽・山雪

綴プロジェクトにより制作された高精細複製品の画像を使用しております。これら画像の無断複写・複製・転載を禁じます。

作品データ
作者:
狩野山楽・山雪(かのうさんらく・さんせつ)筆
時代:
江戸時代 17世紀
材質:
和紙に印刷・金箔貼付
員数:
襖二十面
テーマ:
歴史をひもとく文化財
寸法:
東側四面 各 縦190.0 × 横141.7 cm
西側四面 各 縦189.5 × 横141.2 cm
南側四面 各 縦178.8 × 横83.6 cm
室中北側中央部四面を除く四面 各 縦184.8 × 横94.8 cm
室中北側中央部四面 各 縦184.8 × 横66.7 cm
寄贈先:
臨済宗妙心寺派 天球院地図
制作期:
第6期制作: 室中 東側四面
第7期制作: 室中 西側四面
第8期制作: 室中 南側四面
第9期制作: 室中 北側八面
原本
所蔵:
臨済宗妙心寺派 天球院
材質:
紙本金地着色
解説

妙心寺塔頭である天球院は織田信長、豊臣秀吉に仕えた池田信輝の第三女、天球院によって建立された。その方丈に描かれる障壁画は創建時のものであり、歴史また美術史上きわめて重要な作品とされている。本作品は方丈障壁画および杉戸絵152面の内、仏事が執り行われる室中に描かれる「竹に虎図」である。室中の周囲、全二十面の「竹に虎図」には様々な虎の表情が描かれている。上方を見上げ咆哮する虎、また一方で親のしっぽにじゃれつく子どもたち。絶妙な配置で描かれる青々とした竹やたけのこも目を引き付ける。

作品紹介一覧へ