- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1989年(平成元年)4月 |
発売時価格 | 260,000円 |
本製品は1988年に8ミリビデオカメラのハイバンド記録方式で各社が合意し、発表された後Hi8ビデオ規格を採用して開発された。ハイアマチュアやプロを対象とし新規格のFMステレオオーディオで高音質化、各種マニュアル機能の充実も図った。上位機種といいながらもフルオート機に切り替えることができるため初心者でも十分に機能を活用できる。また、PAL版のA1Hiは高画質が加わり、最上位機種に位置付けられる。主要性能はNTSCのA1と変わらないがHi8方式のビデオカメラでヨーロッパ地域、フランス向けに開発されたのはA1Hiが最初となった。
録画方式 | A1 | 回転2ヘッド ヘリカルスキャンアジマス記録(NTSC方式) 輝度信号:FM変調 カラー信号:低域変換 |
A1 | 回転2ヘッド ヘリカルスキャンアジマス記録(NTSC方式) 輝度信号:FM変調 カラー信号:低域変換 |
|
A1Hi | 回転2ヘッド ヘリカルスキャンアジマス記録(PAL方式) 輝度信号:FM変調 カラー信号:低域変換 |
|
録音方式 | FM方式 | |
信号の構成 | A1 | NTSC標準カラービデオ信号 |
A1 | NTSC標準カラービデオ信号 | |
A1Hi | PAL標準カラービデオ信号 | |
使用カセット | Hi8ビデオカメラ/8ミリビデオカセット | |
テープ速度 | A1 | 14.345mm/秒 |
A1 | 14.345mm/秒 | |
A1Hi | 20.051mm/秒(SPモード) 10.026mm/秒(LPモード) |
|
録画/再生時間 | A1 | 120分(P6/E6 120分テープ使用時) |
A1 | 120分(P6/E6 120分テープ使用時) | |
A1Hi | 90分(SPモード:P5 90分テープ使用時) 180分(LPモード:P5 90分テープ使用時) |
|
早送り/巻き戻し時間 | A1 | 約6分(P6/E6 120分テープ使用時) |
A1 | 約6分(P6/E6 120分テープ使用時) | |
A1Hi | 約6分(P5 90分テープ使用時) | |
撮像素子 | 1/2型CCD固体撮像素子 | |
A1 | 総画素数:36万、有効画素数:33万 | |
A1 | 総画素数:36万、有効画素数:33万 | |
A1Hi | 総画素数:42万、有効画素数:38万 | |
ビューファインダー | 電子式ビューファインダー白黒0.7型CRT | |
内蔵マイク | 単一指向性ステレオマイク | |
撮影レンズ | 8~80mm 12群14枚 フィルター径:55mm、P=0.75mm 最短撮影距離:110cm |
|
AF機構 | ピエゾ方式 | |
最低被写体照度 | A1 | 25ルクス |
A1 | 7ルクス | |
A1Hi | 7ルクス | |
被写体照度範囲 | A1 | 25~10万ルクス |
A1 | 7~10万ルクス | |
A1Hi | 7~10万ルクス | |
絞り | オートアイリスサーボ式 | |
出力端子 (レベル/インピーダンス) |
映像/音声出力端子 | RCAピンジャック |
映像出力 | 1 Vp-p/75オーム | |
音声出力 | -10 dBv(3kオーム負荷時) | |
S-映像 | Y信号:1 Vp-p C信号:0.286 Vp-p | |
外部マイク端子 | 3.5mmステレオミニジャック | |
電源 | DC6V | |
消費電力 (録画中・AF合焦時) |
テープ早送り時:約9.5W以下 AF作動時:約8.3W |
|
動作温度 | 0°C~40°C | |
大きさ (幅×高さ×奥行) |
A1 | 約157×149×257mm (微小突起を除く) |
A1 | 約157×149×257mm (微小突起を除く) | |
A1Hi | 約157×149×267mm (微小突起を除く) | |
質量 | 本体 : 約1500g 撮影時 : 約1800g(バッテリー、カセット含む) |