- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1990年(平成2年)2月 |
発売時価格 | 128,000円(アクセサリーキット含む) |
8ミリビデオカメラの簡単操作フルオート機で低価格なものを望むという市場動向に応えるべく開発されたモデル。E30(1989年11月発売)をベースに8倍ズームレンズの搭載、ならびに新開発のスリムなスポーツファインダーSF-200(アイピースレンズの小型化によりコストダウンを図った)を標準装備 することで(NTSC限定発売のE51では、別売)、低価格化と同時に撮影領域の拡大、および操作性の向上を図った製品である。
北米地域のみで発売されたE51は、ボディーカラーをアイアンブラック(E50)に変えてカーボングレーに、スポーツファインダーに変えて標準ファインダーを装備している。さらに北米地域のバリエーションモデルとして、E53も開発された。E50の簡単操作・高画質を継承しながら新たに速い動きの被写体をシャープに撮る事ができる高速シャッター(1/1000秒)を追加したものである。なお本製品はコマ送り、ファインスロー等の特殊再生機能を備えていない。
録画方式 | E50 | 回転2ヘッド ヘリカルスキャンアジマス記録(NTSC方式) 輝度信号:FM変調 カラー信号:低域変換 |
E50/E51/E53 | 回転2ヘッド ヘリカルスキャンアジマス記録(NTSC方式) 輝度信号:FM変調 カラー信号:低域変換 |
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E50 | 回転2ヘッド ヘリカルスキャンアジマス記録(PAL方式) 輝度信号:FM変調 カラー信号:低域変換 |
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録音方式 | FM方式 | |
信号の構成 | E50 | NTSC標準カラービデオ信号 |
E50/E51/E53 | NTSC標準カラービデオ信号 | |
E50 | PAL標準カラービデオ信号 | |
使用カセット | 8ミリビデオカセット | |
テープ速度 | E50 | 14.345mm/秒 |
E50/E51/E53 | 14.345mm/秒 | |
E50 | 20.051mm/秒(SPモード) 10.026mm/秒(LPモード) |
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録画/再生時間 | E50 | 120分(120分テープ使用時) |
E50/E51/E53 | 120分(120分テープ使用時) | |
E50 | 90分(SPモード:90分テープ使用時) 180分(LPモード:90分テープ使用時) |
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早送り/巻き戻し時間 | E50 | 約6.5分(120分テープ使用時) |
E50/E51/E53 | 約6.5分(120分テープ使用時) | |
E50 | 約6.5分(90分テープ使用時) | |
撮像素子 (1/2型CCD固体撮像素子) |
E50 | 総画素数:27万、有効画素数:25万 |
E50/E51/E53 | 総画素数:27万、有効画素数:25万 | |
E50 | 総画素数:32万、有効画素数:30万 | |
ビューファインダー | 電子式ビューファインダー白黒0.7型CRT | |
内蔵マイク | 無指向性エレクトレットコンデンサーマイク | |
撮影レンズ | 8.5~68mm 12群14枚 フィルター径:46mm、P=0.75mm 最短撮影距離:60cm |
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AF機構 | 赤外光を利用したアクティブ三角測距方式 | |
最低被写体照度 | 25ルクス | |
被写体照度範囲 | 25~10万ルクス | |
絞り | オートアイリスサーボ式 | |
出力端子 (レベル/インピーダンス) |
映像/音声出力端子 | RCAピンジャック |
映像出力 | 1 Vp-p/75オーム | |
音声出力 | -10 dBv(3kオーム負荷時) | |
外部マイク端子 | 3.5mmミニジャック | |
電源 | DC6V | |
消費電力 (録画中・AF合焦時) |
テープ早送り時:約7.8W以下 AF作動時:6.9W |
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動作温度 | 0°C~40°C | |
大きさ (幅×高さ×奥行) |
E50 | 約115×121×300mm |
E50/E51/E53 | 約115×121×300mm 約115×121×288mm |
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E50 | 約115×121×300mm | |
質量 | E50 | 本体 : 約1100g 撮影時 : 約1300g(バッテリー、カセット含む) |
E50/E51/E53 | 本体 : 約1100g 撮影時 : 約1300g(バッテリー、カセット含む) 本体 : 約1150g 撮影時 : 約1350g(バッテリー、カセット含む) |
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E50 | 本体 : 約1100g 撮影時 : 約1300g(バッテリー、カセット含む) |