- 概要
発売年月 | 2024年(令和6年)9月 |
発売時価格 | オープン価格 |
主な仕様 | PDFが開きます(419KB)![]() |
■ RFマウント採用による多彩な映像表現
CINEMA EOS SYSTEMの上位機種のカメラとして初めてRFマウントを採用している。RFマウントの通信プロトコルに対応し、倍率色収差補正・周辺光量補正・デュアルピクセルフォーカスガイド・歪曲収差補正がカメラ側で行えるほか、豊富なラインアップから映像表現に応じたレンズの選択が可能。また、RFマウントの高速通信により、バーチャルプロダクションに適したメタデータの出力に対応。さらに、新たに発売する「マウントアダプター PL-RF」を装着することで、映像制作業界で普及しているPLレンズの使用も可能となる。別売りのマウントアダプターを装着することで、EFレンズ資産も活用できる。
■ 6K フルサイズセンサー搭載による6K/60P 内蔵RAW記録や4K/120P※1記録
6Kフルサイズ裏面照射積層CMOSセンサーをCINEMA EOS SYSTEMで初搭載したほか、映像エンジン「DIGIC DV 7」を採用したことで、6K/60P RAW動画や4K/120Pのハイフレームレート記録を実現している。また、低輝度部から高輝度部まで自然なトーンでの色再現と暗部のノイズ低減を実現し、6Kオーバーサンプリングによる4K画質を向上させている。さらに、「デュアルピクセルCMOS AF II」の搭載により、追従性に優れた高速・高精度・広範囲なAF操作を実現している。
■ 幅広い現場に対応するインターフェースと新ビデオフォーマット
小型・軽量な筐体を実現しながら、GENLOCK/SYNC/リターン端子やイーサネット端子など充実したインターフェースを本体に搭載している。撮影中の映像が実際にオンエアされているかを認識できるタリー機能や、現在オンエア中の映像をモニター上で確認できるリターン機能など、ライブ映像制作用途のカメラに求められる機能が拡張ユニットなしで使用でき、ライブ撮影をサポートする。また、新たにキヤノン独自のビデオフォーマット「XF-HEVC S/XF-AVC S」を採用している。MP4ファイル形式でありながら、既存のビデオフォーマット「XF-HEVC/XF-AVC」のメタデータを踏襲している。さらに、撮影日時やリール番号をファイル名に表示可能にすることで、カメラを多数使う撮影現場におけるファイル管理がしやすくなり、ワークフローの効率化を実現している。
※1 Super 35mm モードでフレームレートが 100Pを超える場合、画角が約6%クロップする。