シネマレンズ

単焦点レンズ

CN-R50mm T1.3 L F

  • 概要
発売年月 2024年(令和6年)1月
発売時価格 オープン価格
主な仕様 PDFが開きます(258KB)

■シネマレンズ初のRF マウントを採用

本製品は、RFマウントを採用したデジタルシネマカメラ「EOS C70(2020 年11 月発売)」と「EOS R5 C※1(2022 年3 月発売)」に対応したレンズである。 RFマウントの通信プロトコルに対応し、従来機種※2 と同様に倍率色収差補正・周辺光量補正・デュアルピクセルフォーカスガイドがカメラ側で行えるほか、新たに歪曲収差補正も実現している。 これにより、撮影現場だけでなく、撮影後の編集作業においても効率的な映像制作を支援する。

■4K・8Kカメラに対応する高い光学性能と単焦点レンズならではの柔らかな映像表現

大口径非球面レンズや異常分散ガラスを用いたレンズを最適配置することにより、4K・8Kカメラに対応する高い光学性能を実現している。 また、フルサイズ・ラージフォーマットセンサー対応と明るいT値※3 の実現、11枚の絞り羽根の採用により、浅い被写体深度と円形に近い自然なボケ表現や柔らかな映像表現が可能である。 さらに、シリーズ共通でカラーバランスを統一しているため、同一シーンの撮影でレンズ交換を行う際に色味の調整などの手間を軽減できる。

■プロの映像制作に適した操作性・デザイン

操作リングに適度なトルク感を持たせることで、シネマ撮影に求められる緻密かつ粘りのある操作性を実現している。 また、シリーズ共通設計により、全機種間で操作リングのギア位置や前玉径、回転角(操作角度)などを統一しているため、マットボックスや外付けのフォーカス調整用アクセサリーなどの取り付け位置を、機種ごとに調整する必要なくスムーズなレンズ交換が行える。 マウント付近には手になじみやすいローレット加工を追加することで、レンズ着脱時に操作リングを持つことなく確実な保持が可能である。

※1 「EOS R5 C」は、「VIDEOモード」時のみの性能保証。
※2 EFマウント対応の「PRIME Lens」シリーズ。
※3 F値がレンズの焦点距離と口径から割り出される明るさの理論値であるのに対し、T値はF値にガラスの透過率を含めた値で、シネマレンズの明るさは一般的にT値で表記される。