- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1958年(昭和33年) 4月 |
発売時価格 | 49,000円(25mmF1.5付き) |
キヤノン初の8mmプロジェクター。8mmシネカメラ「シネ8-T(1956年発売)」に適したプロジェクターとして開発された。そのコンセプトは、1)本格仕様ながら小型 2)簡単操作 3)フィルムを痛めない 4)低消費電力ながら明るさを確保 5)電圧降下時も映写可能 6)テープレコーダーとの連動を実現、であった。以上を満足させながら、メカニカルな精緻感と、重量感を伴いながら軽快な構成美を感じさせるデザインを追求した。
光源としては100V500Wのベルマウント映写電球を採用し、25mmF1.5の4枚構成の新レンズと2枚からなるコンデンサーレンズにより、750Wに匹敵する明るさを実現した。
映写フィルム | レギュラー8方式 8ミリフィルム |
アパーチャサイズ | 3.3×4.4mm |
フィルムタイプ切り換え | なし(レギュラー8専用) |
映写レンズ | P-8 25mm F1.5 |
映写ランプ | 100V 500W |
パイロットランプ | なし |
フィルムローディング | 手動セット |
標準コマスピード | 16コマ/秒 |
コマスピード調整範囲 | 約16~24コマ/秒 |
1コマ停止映写 | 可能 |
スローモーション映写 | 不可 |
逆転映写 | 可能 |
巻き取りリール容量 | 約120m(400ft) |
巻き戻し | 手動セット |
巻き戻し時間 | 不明 |
その他 | アナモフィックアタッチメント使用ワイドスクリーン映写可能 |
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 600W |
大きさ(幅×高さ×奥行) | 150×200×280mm |
質量 | 4600g |