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- 概要
- 主な仕様
| 発売年月 | 1968年(昭和43年)4月 |
| 発売時価格 | 41,000円 |
テレビの普及でズーミング・クローズアップの迫力から必然的にTVレンズの高倍化が促進され、キヤノンでも高倍TVレンズが開発されていた。ホームムービーの世界に、このズーミングの魅力を持ち込むべく、12倍レンズの開発に入った。そして、実用域に入った「電算機を使用しての自動設計法」も取り入れ、当時としては小型低コストな13群19枚からなる12倍F1.8の高性能ズームレンズを実現した。この製品で初めて多層反射防止膜を採用、高コントラスト画像を得ることができた。
基本ボディにはズーム518を使用、ダイカスト外装のサイドに単三電池2本と水銀電池室を追加。着脱グリップも用意された。
| 型式 | スーパー8方式 8ミリシネカメラ | |
| 画面サイズ | 4.2×5.7mm (映写画面 4×5.4mm) | |
| 使用フィルム | スーパー8 カートリッジフィルム | |
| レンズ | 焦点距離 / 明るさ | 7.5~90mm F1.8 (13群19枚構成/内稀元素ガラス6枚使用) 内径82mm 外径85mm 多層膜スペクトラコーティング |
| ズーム比 | 12倍 | |
| フォーカシング | 手動(前玉回転式) 1.8m~∞ | |
| ズーミング | ズーミング専用の高性能マイクロモーターによる電動2速式ズーミング、H(高速)3~6秒 L(低速)10~12秒、MANUAL/ズーミングレバーによる手動式任意ズーミング可能 回転角約150゜ ズーム制限 制限レバーによりズーミングの範囲を任意に決めることができる(電動、手動のいずれの場合も可能) |
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| フィルターねじ径 | 82mm(シリーズⅨフィルター使用) | |
| ファインダー | 型式 | 正像一眼レフレックス式 |
| 距離計 | スプリットイメージ距離計内蔵 | |
| 視度調節 | -3~+1ジオプター | |
| ファインダー内情報 | 絞り数値、メーター指針、高低輝度警告マーク | |
| EE機構 | 方式 | TTL式超高感度CdS EE 使用フィルム感度とコマスピードに連動する自動露出機構 |
| 露出計 | TTL測光方式CdSメーター | |
| 測光範囲 | ISO250 F1.8 18コマ~ISO16 F16 SLOW MOTIONの全域 |
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| フィルム感度 | カートリッジによる自動セット 人工光用:ISO25 40 64 100 160 250 昼光用:ISO16 25 4064 100 160 |
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| CCAフィルター | 人工光用フィルムを昼光下で使用するためのカラーコンバージョンA(CCA)フィルターを内蔵、デイライトフィルム使用の場合はカートリッジにより自動解除、外部手動解除可能 | |
| 絞りの手動調節 | 任意の絞りによる手動絞り撮影可能、手動絞りとNDフィルターの併用によりフェードイン、フェードアウト技法可能 | |
| 電源 | H-D型1.3V水銀電池2コ使用 | |
| バッテリーチェッカー | 専用ボタン押しミニメーター表示式 | |
| フィルム駆動 | 方式 | 高性能マイクロモーターによる電動フィルム給送 |
| コマスピード | 18コマ、24コマ/秒、SLOW MOTION約45コマ/秒、および1コマ(レリーズ使用) | |
| 電源 | 単3乾電池 5本使用 撮影本数 常温で約15本 | |
| フィルムカウンター | カートリッジ着脱に連動する自動復帰順算式 | |
| バッテリーチェッカー | 専用ボタン押しミニメーター表示式 | |
| シャッター | 開角度 | 165゜ |
| 各種レリーズソケット | レリーズ、リモコン、1コマ撮り用 | |
| シャッターレリーズロック | 連続撮影用のランニングロックおよび携帯時あるいは不用意なシャッターレリーズを防ぐロック装置(ダイヤル式)あり | |
| リモートコントロール | リモートスイッチにより可能 | |
| グリップ | 着脱式トリガーグリップ(リストストラップ付き) | |
| 大きさ(幅×高さ×奥行) | 89×104×256mm | |
| 質量 | 2000g(本体のみ) | |
| 専用トリガーグリップ | 32×115×128mm/280g | |
