- 概要
- 主な仕様
| 発売年月 | 1972年(昭和47年)4月 |
| 発売時価格 | 95,000円(17-28mmF1.0ほか付き) |
「スーパー8・シングル8」時代になり、キヤノンのプロジェクターは普及機に重心を移していた。そのため、ハイアマチュアからは高級プロジェクターを求める声が多く寄せられ、日増しに大きなものとなっていった。これがきっかけとなり、レギュラー8時代の高級機「オートプロジェクター8Z」のスーパー8版を作ることになり、本格的なスプロケットドライブ方式のプロジェクターの開発がスタートした。
ハイアマチュアユーザーの要求であった、完全なリップシンクロ同期映写を、テープレコーダーからの信号で電子的にモーター制御を行うことにより実現。光源には、高効率ハロゲンランプを採用、新開発のズームレンズPS17-28mmF1.0と相まって、大映写性能が格段に向上し、頂点のプロジェクターとして好評を得た。
| 映写フィルム | レギュラー8方式 8ミリフィルム スーパー8方式 8ミリフィルム シングル8方式 8ミリフィルム |
| アパーチャサイズ | 3.3×4.4mm、4×5.4mm |
| フィルムタイプ切り換え | レバー切り換え式 |
| 映写レンズ | PS 17-28mm F1.0 スペクトラコーティング |
| 映写ランプ | 21V 150W ハロゲンランプ (明るさH/Lの2段切り換え可能) |
| パイロットランプ | あり |
| フィルムローディング | フィルム先端差し込み式オートローディング |
| 標準コマスピード | 18コマ/秒 |
| コマスピード調整範囲 | 約15~25コマ/秒 |
| 1コマ停止映写 | 可能 |
| スローモーション映写 | 可能 1/3、1/6の二速切り換え式 |
| 逆転映写 | 可能 |
| 巻き取りリール容量 | 約120m(400ft) オートリール |
| 巻き戻し | 手動セット |
| 巻き戻し時間 | 約90秒 |
| その他 | テープレコーダー、オーディオシンク-2、シンクロヘッド組み合わせ使用によるパルス式テープトーキーとの同期およびFTSヘッドを用いて確実なFTS同期録音再生映写可能 フィルム先端カッター付属 |
| 電源 | AC100V(90/110V切り換え可能) 50/60Hz |
| 消費電力 | 210W |
| 大きさ(幅×高さ×奥行) | 173×200×315mm |
| 質量 | 8100g |
