シネカメラ

16mmシネカメラ

サウンドスクーピック200S / 200SE

SOUND SCOOPIC 200S / 200SE

SOUND SCOOPIC 200S / 200SE

  • 日本名称
  • 北米名称
  • 欧州名称 / アジア名称 / オセアニア名称
  • 概要
  • 主な仕様
発売年月 1972年(昭和47年)9月
発売時価格 2,550,000円

1970年に発売されたサウンドスクーピック100やサウンドスクーピック200は、高性能6倍ズームレンズ搭載モデルとして好評を得ていたが、さらに明るいレンズを求める声が多かった。この声に応え、サウンドスクーピック200Sでは、13群17枚構成の新規開発レンズを搭載することにより、2.5だったF値を1.8にまで明るくした。シャッター開角も、いままでの135度から170度に広げることにより実効感度をアップさせた。また、ファインダー内にテレビ画面用のフレームラインを追加した、サウンドスクーピック200SEも発売された。

型式 同時録音式16mmシネカメラ(シングルシステム)
画面サイズ 10.26×7.49mm
使用フィルム 16mm幅61m(200フィート)巻き、片孔 磁気コーティングフィルム
レンズ 焦点距離 / 明るさ 12.5~75mm T2.4(F1.8) (13群17枚構成、稀元素ガラス5枚)
ズーム比 6倍
フォーカシング 手動式(前玉回転式) 1.1m~∞
ズーミング 手動式(レバー付)
フィルター 撮影レンズ光路内にゼラチンフィルターを挿入
前枠ねじ径 72mm
ファインダー 型式 ミラーシャッター使用の一眼レフ式(回転式アイカップ付)
距離計 なし(全面マットのピントグラスによるピント合わせ)
視度調節 -4~+2ジオプター(視度固定リング付)
ファインダー内情報 絞り数値、メーター指針、高低輝度警告マーク、手動絞り表示マーク
アイピースシャッター 内蔵
EE機構 方式 TTL式、高感度CdSを利用したサーボ機構による完全自動EE(ゼラチンフィルター倍数自動補正)、応答速度:T2.4-T32まで約1秒
測光範囲 ISO640 T4 24コマ~ISO20 T32 24コマ
フィルム感度 20-640(1/3段ステップ)
絞り調節 手動絞りリングによりT2.4~T32の間で可能
絞り開放ボタン ピント合わせ用絞り開放ボタン
フィルム駆動 方式 電子サーボ調速式内蔵小型モーターによる電動フィルム給送(レジストレーションピン併用)、フィルム手送りつまみあり
フィルム装填 横蓋開閉式、サウンドおよびサイレントパスの2ウェイ
コマスピード 24コマ/秒
画面の安定 上下方向0.15%以内 水平方向0.1%以内
電源 録音増幅器内に収納
撮影本数 常温:200フィート×15本、 -20°C:200フィート×1本
フィルムカウンター 横蓋開閉によりS位置に復帰する順算式、10フィートごとに目盛あり
バッテリーチェッカー 録音増幅器側の専用ボタン押しミニメーター表示式
シャッター 開角度 170゜
ミラー微動ボタン あり(ミラーシャッター位置微調整用)
録音機構 方式 交流バイアス磁気録音方式
バイアス周波数 61KHz
その他 撮影アパーチャと録音ヘッドの間隔28コマ
録音ヘッドとモニター用再生ヘッドはユニットとして取り外し可能
ワウフラッター 0.25%(WRMS)以内
ソケット 増幅器接続ソケット
グリップ ハンドグリップ固定式、ハンドストラップ付
三脚ねじ穴 2種(CU1/4、CU3/8)
使用温度範囲 -20°C~+50°C
大きさ(幅×高さ×奥行) 133×286×361mm
質量 5,700g
[録音増幅器]
録音周波数特性 200-8000Hz -3dB
録音S/N 45dB以上
歪率 最大3%
録音等化特性 SMPTE
録音音量調節 自動(AGC) 手動調節可能
マイクロホン 単一指向性(サンケンMU-2)、入力インピーダンス:600オーム平衡
モニター ヘッドホン インピーダンス32オーム
電源 密閉型Ni-Cd電池 24V 1.5Ah(10時間率)
充電時間:常温で5時間
カメラ駆動と増幅器電源兼用
バッテリーチェッカーはレベルメーター兼用
大きさ(幅×高さ×奥行) 63×157×190mm
(電源部分:59.5×89.5×183mm)
質量 3,000g