- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1975年(昭和50年)10月 |
発売時価格 | 44,500円 |
514XLの弟機として並行開発されたモデルで、ボディのベースは同一である。外部測光方式を採用し、セルフタイマー機能を省くことによりコストダウンが計られている。最大の特徴は倍率は3倍であるがF1.0という、発売当時世界一の驚異的な明るさを実現したことである。マクロはズームレバーをマクロ位置にセットすることにより、フィルム位置マークから215mmで撮影可能な方式。
型式 | スーパー8方式 8ミリシネカメラ | |
画面サイズ | 4.2×5.7mm (映写画面 4×5.4mm) | |
使用フィルム | スーパー8 カートリッジフィルム | |
レンズ | 焦点距離 / 明るさ | 8.5~25.5mm F1.0 (11群13枚構成) スペクトラコーティング |
ズーム比 | 3倍 | |
フォーカシング | 手動(前玉回転式)目測式 1.2m~∞ | |
マクロ撮影機構 | ズーミングレバーの切り換えによる近接撮影機構、距離目盛を∞にしたときフィルム位置マークから約215mmまで近接可能 画界は約84.4×118mm | |
ズーミング | フィルム駆動に連動した電動ズーム(約6秒/18コマ)およびズーミングレバーによる手動 回転角約90゜ | |
フィルターねじ径 | 43mm | |
ファインダー | 型式 | 一眼レフ空中像式(アイカップ付き) |
距離計 | なし | |
視度調節 | -4~+2ジオプター | |
ファインダー内情報 | 露出アンダー警告、フィルム給送確認マーク、バッテリーチェックランプ、マクロ切り換えマーク | |
EE機構 | 方式 | CdS使用TTL測光方式のEE、フィルム感度とコマスピードに連動する自動絞り機構 スライド式逆光補正板内蔵 |
測光範囲 | ISO250 F1.0 18コマ~ISO25 F45 18コマ、1コマに連動 | |
フィルム感度 | カートリッジによる自動セット 人工光用:ISO40 160 250 昼光用:ISO25 100 160 |
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CCAフィルター | CCAフィルター内蔵、手動切り換え可能、デイライトフィルムカートリッジによる自動解除 | |
フィルム駆動 | 方式 | 高性能マイクロモーターによる電動フィルム給送 |
コマスピード | 18コマ/秒および1コマ | |
電源 | 単3乾電池 2本使用、フィルム駆動、電動ズーミングおよび測光兼用 | |
撮影本数 | 常温で約5本 (1コマ撮影は約1本) | |
フィルムカウンター | カートリッジ着脱に連動する自動復帰順算式 | |
バッテリーチェッカー | チェックボタンによるファインダー内ランプ点灯式 | |
シャッター | 開角度 | 220゜ |
ソケット | レリーズ用ソケット | |
切替スイッチ | OFF ON 1コマ 安全スイッチ兼用 | |
安全装置 | 電源節約および撮影ミス防止表示の切り換えスイッチ、撮影ミス防止用ファインダー各種情報 | |
リモートコントロール「 | 不可 | |
グリップ | 折りたたみ式 | |
大きさ(幅×高さ×奥行) | 39×112×176mm | |
質量 | 545g(本体のみ)、580g(電池含む) |