「コンパクト＆スタイリッシュ」というシリーズの基本コンセプトを継承し、優れた画質とカメラらしい使いやすさにこだわりながら、さらなる薄型化・小型化・高性能化を実現した新世代のIXY DIGITAL。

高画質の核となる映像エンジンには、優れた画像処理能力で高い評価を得ている「DIGIC」をさらに大きく上回る性能を持ち、プロ用デジタル一眼 レフカメラ「EOS-1D Mark II」にも採用している「DIGIC II」を、コンパクトデジタルカメラとして初めて搭載した。解像感・階調性・ホワイトバランスの精度はもとより、起動時間の短縮化、AFの高速化など、画 質・機能・レスポンスが大きく向上している。

一方、ボディサイズにおいては、従来機種「IXY DIGITAL 30a」（2004年3月発売）に対し、光学ズームの高倍率化（2倍から3倍）や、液晶モニターの大型化（1.5型から2.0型）を図りつつも、約 2.8mmの薄型化をはじめ、体積比で約85％の小型化と質量比で約50gの軽量化を達成した。この実現には、ガラスモールド非球面レンズとして世界最高^* の屈折率を誇る「UAレンズ」を用い、沈胴時の全長を1ユーロセント硬貨大（直径16.25mm）に収めた、シリーズ最小となる新開発の光学3倍ズームレンズや、SiP（System in Package）^** に代表される高密度実装技術の採用など、数々の先進技術が大いに貢献している。

* 　キヤノン調べ。2004年9月15日現在で、製品に搭載されている非球面レンズにおいて。
** 複数の異なる機能チップを実装し、単一の半導体パッケージとしてモジュール化すること。