2003年9月の発売以来全世界で約120万台以上^*1を販売し、普及型デジタル一眼レフカメラの先駆者として高い評価を得た「EOS Kiss Digital」の後継機種。「高画質」「快速・快適」「小型・軽量」という開発コンセプトのもと、画質・デザイン・機能・コストパフォーマンスにおいて革新的な進化を遂げながら、シリーズ最小・世界最軽量ボディ^*2を実現した。

“EOS Kiss Digital N” は、自社開発の約800万画素大型単板CMOSセンサー（22.2×14.8mm：APS-Cサイズ相当）と高性能映像エンジン「DIGIC II」を搭載することで、卓越した高精細・高画質と自然な色あいを実現。また、約3コマ/秒、JPEG（ラージ/ファイン）で約14枚の連続撮影が行えるほか、約0.2秒の高速起動、CFカードへの高速書き込み、USB 2.0 Hi-Speed対応など、高画質と高レスポンスを両立させた。さらに、スーパーインポーズ機能をもつ広視野・高速7点AFや、多彩なホワイトバランスモード、「モノクロ」モードも設定可能な現像パラメーター、E-TTL II自動調光の搭載など、機能の充実を図った。このほか、AFモード選択や測光モード選択など4つの機能をカメラ背面の十字キーで設定できるとともに、新たに「イージープリントボタン」を搭載することにより、ワンプッシュ操作でのダイレクトプリントを可能にするなど、撮影からプリントまで簡単操作を実現している。

ボディサイズにおいては、省電力設計の小型バッテリー採用、センサーサイズに最適化した主要部品の搭載や本体構造のコンパクト化、機能集約に伴う部品点数の削減などにより、シリーズ最小の幅126.5mm・高さ94.2mm・奥行64mmと、質量485gの世界最軽量ボディを達成した。さらに、新製品 “EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM” と小型・軽量のバッテリーパックを装着した状態でも質量715gと、きわめて高い携帯性と機動性を実現。ボディカラーは、高級感のあるブラックとスタイリッシュなシルバーの2色がある。

また、ショートバックフォーカスと小径イメージサークルの利点を活かし、軽量・コンパクト設計を実現したベストマッチの標準ズームレンズ “EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM” をはじめ、EF-Sレンズを含む全てのEFレンズが使用可能。なお、単3形電池にも対応する、専用の「バッテリーグリップ BG-E3」や、EOS用スピードライトやマクロライトなど、豊富なアクセサリーを用意。

*1 キヤノン調べ。2005年1月31日現在。
*2 デジタル一眼レフカメラとして。2005年2月14日現在。