- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 2002年(平成14年) 9月 |
発売時価格 | オープン価格 |
メガピクセルCCDと画質劣化のない光学式手ブレ補正機能を同時に搭載することにより、動画撮影時はもちろん、電子式手ブレ補正では不可能な静止画撮影時の手ブレ補正が行える。さらに、独自のカメラ信号処理LSI「MACS(MultiArchitectureCameraSystem)」により、テープ記録時にはTVモニターでの再生に適した色信号処理を行う一方、カード記録時にはプリントアウトを前提とした信号処理を行い、動画も静止画も自然な色再現性をもった高画質を実現している。
カード記録した静止画は、カードフォトプリンター「CP-100/CP-10」(別売)またはバブルジェットプリンタのダイレクトフォトモデル「BJ895PD/535PD」(別売)と専用ケーブルで接続することにより、パソコンを介さずにプリントができる。アクセサリーキット「AK-550」に付属されている通信ソフトウェア「DVMessenger」を利用すれば、デジタルビデオカメラを使用してインターネット経由でテレビ電話による映像と音声のコミュニケーションが行えることに加え、相手のビデオカメラの操作やカードに記録されている静止画データのファイル転送も可能。
型式 | カメラ一体型デジタルビデオ DV方式(民生用デジタルVCR SD規格) |
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使用カセット | MiniDVカセット | |
映像信号記録 | デジタルコンポーネント記録 | |
音声信号記録 | PCMデジタル記録 テープ:16bit 48kHz 2ch、12bit 32kHz 2ch(ステレオ1,2) |
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録画・再生時間 (80分テープ使用時) |
SPモード | 80分 |
LPモード | 120分 | |
連続録画時間 | ビューファインダー使用時:約135分(BP-512)、約280分(BP-522)、約445分(BP-535) 液晶モニター使用時:約110分(BP-512)、約230分(BP-522)、約370分(BP-535) |
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撮影モード | ・テープモード: | 動画 |
静止画(約6.5秒間の静止画フレーム記録) | ||
・カードモード: | SDメモリーカードまたはマルチメディアカード使用 | |
静止画(JPEG)または動画(MotionJPEG、15フレーム/秒) | ||
静止画記録媒体 | SDメモリーカードまたはマルチメディアカード、MiniDVテープ | |
静止画記録画素数 | 1,280×960画素(SXGA)、640×480画素(VGA) | |
カード 記録フォーマット |
DCF準拠、Exif2.2準拠、DPOF対応(プリントマーク/枚数指定のみ) | |
画像圧縮方式 | JPEG(スーパーファイン/ファイン/スタンダードモード) | |
カード記録枚数 | ・静止画スーパーファインモード:約6枚(SXGA)、約34枚(VGA) ・静止画ファインモード:約10枚(SXGA)、約50枚(VGA) ・静止画スタンダードモード:約18枚(SXGA)、約84枚(VGA) ・動画記録 320×240画素:約10秒(連続撮影)、総記録時間 約45秒 ・動画記録 160×120画素:約30秒(連続撮影)、総記録時間 約85秒 (全て8MB SDメモリーカード使用時) |
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撮像素子 | 1/4型インターレースCCD (総画素数:約133万、有効画素数:テープ記録時約69万/カード記録時約123万) 補色フィルター |
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信号の構成 | NTSC標準カラービデオ信号 | |
走査方式 | 525本 60フィールド/30フレーム | |
最低被写体照度 | 約0.5ルクス (ナイトモード時)/約15ルクス(オートモード時) | |
被写体照度範囲 | 約0.5ルクス~約10万ルクス | |
撮影レンズ | ・テープ記録時 4.1~41mm F1.8(ワイド端)~2.1(テレ端) (35mmフィルム換算:約52.7mm~527mm) 光学10倍、デジタル10/200倍 ・カード記録時 4.1~41mm F1.8(ワイド端)~2.1(テレ端) (35mmフィルム換算:約39.5mm~395mm) 光学10倍、デジタル40倍 ・9群12枚(両面、片面非球面レンズ各1枚使用) 最短撮影距離:広角端10mm ズーム全域 1m (いずれもAF作動時) |
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ズーミング | 多段階可変速パワーズーム スライドレバー方式により、最大10倍までのズームアップが可能 デジタルズーム機能により、最大200倍(カード記録時は40倍)までのズームアップが可能 |
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電子シャッター | ・1/60秒、1/100秒、1/250秒、1/500秒、1/1000秒、1/2000秒 、1/4000秒 、1/8000秒 (オートモード時) ・1/15秒 (ローライトモード時:定速) ・1/2~1/500秒 (ナイトモード、スーパーナイトモード:テープ記録時のみ) |
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手ブレ補正 | 光学シフト式 | |
ファインダー | TFTカラー液晶ビューファインダー、視度調整可能 0.5型 約11.3万画素 |
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液晶モニター | 2.5型 TFTカラー液晶 約20万画素 | |
AF機構 | TTL・AF方式 マニュアルフォーカス可能 | |
露出制御 | オートアイリス制御 | |
露出補正 | 露出ボタン押し操作でAEロック。 AEロック後、選択/設定ボタンにて露出補正(-11~+11まで±11段階、全自動モードを除く) |
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AE機能 | プログラムAE:1.全自動モード 2.オートモード 3.スポーツモード 4.ポートレートモード 5.スポットライトモード 6.サーフ&スノーモード 7.ローライトモード 8.ナイトモード 9.スーパーナイトモード | |
デジタルエフェクト機能 | フェーダー:オートフェード(白)、横ワイプ、コーナーワイプ、ジャンプ、フリップ、パズル、ジグザグ、ビーム、タイド(テープ動画撮影・再生時のみ) エフェクト:アート、シロクロ、セピア、モザイク、ボール、キューブ、ウェーブ、カラーマスク、ミラー(カード記録・再生モードではシロクロのみ) |
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マルチ画面 | 4画面(2×2)、9画面(3×3)、16画面(4×4) (ナイトモード/スーパーナイトモード選択時を除く) |
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カードミックス | 〈テープ記録時/カメラモード時のみ〉カードクロマキー、カードルミキー、カメラクロマキー、カードアニメーション(ミックスレベル調整可) | |
ホワイトバランス | フルオート TTL式 128分割FAWB(新白抽出方式) セット/プリセット機能付き |
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測光方式 | 中央下方重点平均測光:全自動モード、オートモード、スポーツモード、ポートレートモード、ローライトモード、ナイトモード、スーパーナイトモード 全面平均測光+128分割評価測光:スポットライトモード、サーフ&スノーモード |
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内蔵マイク | エレクトレットステレオマイクロホン、ウィンドカット機能あり(ON/OFF可能) | |
その他の機能 | ワイヤレスコントロール(ON/OFF可能)、タイムコード2030年末までのオートデート記録、シャッター秒時及び絞り値情報記録、DV入力録画、アナログ入力録画、録画チェック、録画サーチ、日付サーチ、フォトサーチ、ゼロセットメモリー、16:9ワイド画面撮影、特殊再生(スチル/早送り/巻き戻し/逆方向1倍速、両方向コマ送り/両方向スロー/両方向2倍速/両方向9.5倍速/エディットサーチ) 内蔵スピーカー、セルフタイマー、アフレコ機能、インサート録画 | |
入出力端子 | DV入出力端子(4ピン特殊コネクター・国際規格IEEE1394準拠)、映像・音声入出力端子(φ3.5mm4極ミニジャック)、S-映像入出力端子(4ピンミニDIN)、外部マイク入力端子(φ3.5mmステレオミニジャック)、マルチメディアカード及びSDカード接続端子(特殊多ピン)、編集(LANC)端子(φ2.5mmミニミニジャック)、バッテリー端子(特殊4ピン)、ヘッドホン端子(映像・音声入出力端子兼用)、DCIN 端子(特殊3ピン) 、USB端子(5ピンコネクター mini-B) | |
電源 | DC7.4V(バッテリーパック)、DC9.5V(DC IN) | |
消費電力 | ビューファインダー使用時:約3.9W(録画中・AF合焦時) 液晶モニター使用時:約4.8W(録画中・AF合焦時/再生時) |
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大きさ (幅×高さ×奥行) |
60×119×118mm (微小突起を除く) | |
質量 | 本体:約530g 撮影時:約635g(バッテリーパックBP-512、30分テープ、ボタン型リチウム電池、8MB SDメモリーカード、レンズキャップを含む) |