EFレンズ

ズームレンズ 望遠

EF70-200mm F2.8L IS II USM

  • 主な仕様
  • 構成図
発売年月 2010年(平成22年)3月
発売時価格 300,000円
レンズ構成(群) 19
レンズ構成(枚) 23
絞り羽根枚数 8 (円形絞り)
最小絞り F32
最短撮影距離(m) 1.2
最大撮影倍率(倍) 0.21(望遠側)
フィルター径(mm) 77
最大径x長さ(mm)x(mm) 88.8 x 199
質 量(g) 1,490

“EF70-200mm F2.8L IS Ⅱ USM”は、「EF70-200mm F2.8L IS USM」(2001年9月発売)の後継機種として開発された大口径の望遠ズームレンズである。これまでに寄せられたプロやハイアマチュアユーザーからのさまざまな要望を取り入れ、さらなる高画質化と耐久性の向上を図った高性能なL(Luxury)レンズに仕上げている。

光学設計においては、新たに蛍石1枚を採用するとともに、UDレンズ(特殊低分散ガラス)を従来製品から1枚追加して5枚搭載している。特殊光学材料を惜しみなく使用した光学設計を施すことにより色収差の発生を極小に抑えながら、ズーム全域において高解像で高コントラストな描写を可能にした。

また、シャッタースピード換算で従来製品から1段分向上した約4段分*の手ブレ補正機構を搭載している。また、ズーム全域での最短撮影距離を1.4mから1.2mに短縮し、より被写体に近づいた撮影が可能になった。

さらに、剛性の高いボディ構造の採用などにより耐久性を向上。また、マウント、スイッチ、フォーカスリングなどに防塵・防滴構造を採用し、ホコリや水分の侵入を抑えることで、過酷な条件での撮影も可能にしている。

* 手ブレを防ぐ限界の目安である「1/焦点距離」秒に対して。

Block diagram

UDレンズ 蛍石レンズ ISユニット