- 主な仕様
- 構成図
発売年月 | 1973年(昭和48年)3月 |
発売時価格 | 32,500円(ケース付き) |
レンズ構成(群) | 8 |
レンズ構成(枚) | 9 |
絞り羽根枚数 | 8 |
最小絞り | 16 |
最短撮影距離(m) | 0.3 |
最大撮影倍率(倍) | 0.194 |
フィルター径(mm) | 55 |
最大径x長さ(mm)x(mm) | 64 x 60 |
質 量(g) | 420 |
キヤノンで初めて一眼レフ用交換レンズとしてフローティング機構を搭載した広角レンズ。フローティング機構とは、焦点調節に伴う収差変動を抑えるため、フォーカス群とは別に光学系の一部を独立移動させる機構である。本レンズの様に、前群を凹 レンズ系、後群を凸レンズ系で構成する逆望遠型の広角レンズでは、レンズが近距離に繰り出されるに従い非点収差が増加する傾向にあるため、前述のフロー ティング機構により補正を行っている。なおフローティングというのは、レンズ構成の部分が浮き子のように移動する事から命名された。またS.S.C.とはキヤノンが開発したコーティングによりカラーバランスの統一を行う技術である 、スーパー・スペクトラ・コーティングの略称である。