FDレンズ

100-800mm

FD300mm F2.8 S.S.C. フローライト

  • 主な仕様
発売年月 1975年(昭和50年)10月
発売時価格 420,000円
レンズ構成(群) 5
レンズ構成(枚) 6
絞り羽根枚数 9
最小絞り 22
最短撮影距離(m) 3.5
最大撮影倍率(倍) 0.1
フィルター径(mm) 専用
最大径x長さ(mm)x(mm) 112 x 230
質 量(g) 1900

報道関係をはじめ、特需家に高い評価を得ている蛍石レンズを使用した大口径望遠レンズFL300mm F2.8 S.S.C.(1974年2月発売)の性能の向上をはかると共に、開放測光、自動絞りを実現したレンズである。
また、専用のエクステンダー2×もあわせてFD化が行われ、これを併用することにより、FD300mm F2.8 S.S.C.フローライトレンズはFD600mm F5.6 S.S.C.フローライトレンズとしても、その機能性能を十分に活用することができる。
明るさF2.8という大口径望遠レンズでありながら、蛍石レンズと光学ガラスの組合せによって色収差を極めて小さく補正し、開放時より高解像、ハイコン トラストの描写が得られると同時に、機能面でもヘリコイドに新しくベアリング方式を採用して、軽くスムーズなフォーカシングを実現した。
さらに、絞り羽根のタイムラグからこれまで困難とされていた大口径望遠レンズの自動絞りを、新しい絞りユニット方式の開発によって実現するなど、操作性を一段と高めた新しい望遠レンズである。