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- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1981年(昭和56年)4月 |
発売時価格 | 92,000円(ニューFD50mm F1.4SSC付き) 86,500円(ニューFD50mm F1.8SC付き) 60,000円(ボディ) |
AE-1が世界規模で大ヒットしながら、5年の歳月が流れ、シャッタースピー ド優先式TTL・AEに加えて、A-1で採用した、押せば写る完全自動のプログラム式AEに対する要望も市場から多く寄せられるようになった。
AE-1 プログラムは、それ等の要請に応えるべくAE-1の発展型後継機として開発された。自動露出の機能には、シャッタースピード優先式AEにプログラムAEを搭載したデュアルモードとし、A-1で好評のパームグリップを採用した。さらに、高性能のモータードライブMAの共用化を図っていた他、ファインダー内情報表示にもLED点灯方式のマスク照明を採用するなど著しい進化を遂げていた。
モータードライブMAを共用使用するために、接続接点は2接点から3接点へと変わり、パワーワインダーAを高性能化して1コマ/連続撮影の切り換えのついたパワーワインダーA2になった。
型式 | 35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフレックスカメラ |
画面サイズ | 24×36 mm |
標準レンズ | ニューFD50mm F1.4、ニュー50mm F1.8 |
マウント | FDマウント |
シャッター | 4軸式の布幕横走行フォーカルプレーン ・1/1000、1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4、1/2、1、2秒、Bおよびプログラム、全速電子制御式、セルフタイマー内蔵(電子音作動報知) |
フラッシュシンクロ | X接点ドイツ型ソケットおよびホットシュー式 |
ファインダー | ペンタ固定アイレベル式、倍率0.83倍、視野率94%、スクリーン中央にダブルエシェレットプリズム構成によるニュースプリットプリズム式距離計、その周囲にマイクロプリズム式距離計を備えたレーザーマット式、ミラーボックス側から交換可能の交換スクリーン8種完備 |
ファインダー内情報 | 露出計指針、絞り目盛り、マニュアル表示、プログラムAE表示、スピードライトの充電完了・調光確認表示、手振れ警告、露出過不足警告 |
測光・露出制御 | SPC素子使用、TTL開放中央重点平均測光/TTL絞り込み測光、露出補正機構=スイッチ式AEロック機構、AEモードはシャッタースピード優先式AE、プログラム式AE、絞り込み実絞りAE、スピードライトAE、測光連動範囲はEV1~18(ISO100:F1.4)、フィルム感度使用域はISO12~3200 |
使用電源 | 6Vの4LR44 アルカリマンガン電池1個、バッテリーチェックはボタン押し電子音の発振周期式 |
フィルム装填・給送 | 裏蓋開閉スプール差し込み式、上部レバー120度回転、予備角39度(小刻み巻き上げ可能) |
フィルムカウンター | 裏蓋開放に連動して自動復帰する順算式 |
フィルム巻き戻し | 折り畳み回転クランク式 |
大きさと質量 | 141×88×48mm、565g(ボディ) |