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- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1986年(昭和61年)6月 |
発売時価格 | 39,800円 2,000円(ケース) |
オートボーイ2に継ぐ次世代の主力AF35mm全自動コンパクトカメラとして開発された。
あらかじめ、ホールディンググリップの形状に傾き角を与え、ファインダーを覗いた際のヤブにらみ現象を未然に防ごうとした配慮と、曲線を多用した外観デザインが大好評であった。通産省選定のグッドデザイン賞、1986年度のヨーロピアン・カメラ・オブ・ザ・イヤー受賞他多くの受賞に輝いた。オートフォーカスの方式は、近赤外光投射型の三角測量方式によるアクティブ、EV6(1/8秒、F2.8)~EV17(1/500秒、F1.6)間で連動する電磁駆動電子制御プログラムシャッターを使用した完全自動のプログラム式EEであった。
オートボーイ3クオーツデートは、オートボーイ3の背蓋にデート同時写し込み機構を装備した機種。価格はオートボーイ3より5,000円高であった。
型式 | 35mmレンズシャッター式オートフォーカス全自動カメラ |
画面サイズ | 24×36mm |
AF方式 | 近赤外光投射による三角測量方式、プリフォーカス可能 |
レンズ | 38mm F2.8(4群4枚構成) |
シャッター | 絞り兼用電磁駆動電子制御プログラム式、EV6(1/8秒、F2.8)~17(1/500秒、F16)、セルフタイマー内蔵(電子制御式) |
ファインダー | ブライトフレーム付き逆ガリレオ式、視野内にオートフォーカス用フレーム、測量完了/近距離警告ランプ、スピードライトの充電完了兼手振れ警告マーク、近距離補正マーク、倍率0.45倍 |
EE機構 | SPC素子使用、完全自動プログラム式EE、測光連動範囲=EV6~17(ISO100)、フィルム感度使用域=ISO50~1600(DXコード) |
内蔵スピードライト | ガイドナンバー8(ISO100・m)、低輝度/逆光時自動検知自動発光 |
使用電源 | 6Vのリチウム電池2CR5型1個 |
フィルム装填・給送 | フィルム位置合わせ、裏蓋閉じで自動セットされるオートローディング、内蔵モーターによる自動巻き上げ |
フィルムカウンター | 裏蓋開放連動して自動復帰する順算式 |
フィルム巻き戻し | 内蔵モーターによる完全自動式(途中巻き戻し可能) |
大きさと質量 | 132×71×50mm、315g(電池含む) |