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- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1986年(昭和61年)10月 |
発売時価格 | 51,300円 2,500円(ケース) |
3群4枚構成の40mm F2.8の標準系レンズと、6群7枚構成による70mm F4.9の望遠レンズを組み込んだAF全自動の2焦点式35mmカメラ。
レンズの焦点切り換えは電動式、ファインダー内の視野倍率も同時に連動して40mm時が0.45倍、切り換えた70mm時には0.72倍に変わった。
このような2つの焦点距離が内蔵されているカメラを2焦点式といい、ズームレンズ式とは別のカテゴリーが形作られていた。
写真画像を柔らかくするソフトフォーカスフィルターを内蔵、トリック写真が写せるマルチ・イメージアダプターの同梱など、写真の楽しさを広げる仕掛けもあった面白味のあるカメラであった。
オートボーイテレクオーツデートは、オートボーイテレの背蓋にデート写し込み機構を設備した機種。価格はオートボーイテレより5,000円高であった。
型式 | 35mmレンズシャッター式オートフォーカス2焦点レンズ内蔵全自動カメラ |
画面サイズ | 24×36mm |
AF方式 | 近赤外光投射による三角測量方式、プリフォーカス可能 |
レンズ | 40mm F2.8(3群4枚構成)、70mm F4.9(6群7枚構成)、ソフトフィルター内蔵、電動2焦点切り替え方式 |
シャッター | 絞り兼用電磁駆動電子制御プログラム式、EV6~18(ISO 100)、40mm時1/8秒・F2.8~1/500秒・F22、70mm時1/3秒・F4.9~1/350秒・F27、セルフタイマー内蔵(電子制御式)、多重露出可能 |
ファインダー | ブライトフレーム付き逆ガリレオ式、視野倍率はレンズ切り替えに連動して40mm時0.45倍、70mm0.72倍へと変わる、視野内にオートフォーカス用フレーム、測距完了/近距離警告ランプ、スピードライトの充電完了兼手振れ警告マーク、近距離補正マーク付き |
EE機構 | SPC素子使用、完全自動プログラム式EE、測光連動範囲=EV6~18(ISO 100)、フィルム感度使用 域=ISO 50~1600(DXコード)、露出補正+2EV |
内蔵スピードライト | ガイドナンバー10.5(ISO 100・m)、低輝度時自動発光 |
使用電源 | 6Vのリチウム電池2CR5型1個 |
フィルム装填・給送 | フィルム位置合わせ、裏蓋閉じで自動セットされるオートローディング、内蔵モーターによる自動巻き上げ |
フィルムカウンター | カメラ上面7セグメントLCD表示式、裏蓋開放に連動して自動復帰する順算式、巻き戻し時には逆算する |
フィルム巻き戻し | 内蔵モーターによる完全自動式(途中巻き戻し可能) |
大きさと質量 | 134×79×62mm、400g(電池含む) |