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- 概要
- 主な仕様
| 発売年月 | 1991年(平成3年)8月 |
| 発売時価格 | 118,000円(EF28-80mm F3.5-5.6USM付き) 76,000円(ボディ) |
カメラに静音のコンセプトを世界で初めて導入したAF一眼レフ。
新開発のサイレント(静音)機構により巻き上げ・巻き戻し時における作動音を、従来比で1/2～1/8にも減少させた機種で、レンズの焦点距離に応じて照射角がペンタ部内蔵式のストロボ機能、赤目緩和機能、後幕シンクロ、調光補正など多機能のオートズームストロボやファインダーを覗きながらリアルタイムに微調整の露出補正ができるサブ電子ダイアルを背蓋に備えるなど、中堅機種に相応しいマルチモード・高仕様のAF35mm一眼レフカメラであった。
EOS 100 パノラマ（1993年11月発売）は、EOS 100QDにパノラマ機構をつけたカメラ。
| 型式 | 35mmフォーカルプレーンシャッター式マルチモードAF一眼レフカメラ |
| 画面サイズ | 24×36mm |
| 標準レンズ | EF28-80mm F3.5-5.6USM他 |
| マウント | EFマウント |
| AF方式 | TTL位相差検出方式(ズレ検出)、AFモードはワンショット/動体予測・AIサーボAF(自動選択式)、AF検出範囲=EV0～18(ISO 100)、測距センサーにクロスタイプBASIS使用 |
| シャッター | 縦走行の電子制御式フォーカルプレーン・1/4000～30秒・B・X=1/125秒(ホットシュー式)、シャッター秒時は1/2段制御/設定可能、電子制御セルフタイマー内蔵(電子音作動報知) |
| ファインダー | ペンタ固定アイレベル式、倍率0.75倍、視野率90% |
| ファインダー情報 | AF測距用マーク、合焦点、部分測光範囲、シャッタースピード値、絞り値、深度優先AE、マニュアル露出レベル、ストロボ充完、AEロック、露出表示、露出補正、赤目緩和ランプ点灯表示、オートブラケティング量表示など |
| 測光・露出制御 | 複合型SPC素子使用、TTL開放測光シャッタースピード優先式AE/絞り優先式AE/シフト可能インテリジェントプログラムAE/深度優先AE/イメージセレクトモード/バーコードモード/メータードマニュアル、測光感度分布特性=画面6分割評価測光/中央部分測光 (画面中央約6.5%部=AEロック可能)/中央重点平均測光、露出補正とオートブラケティング=1/2スッテプで±2EV可能、測光連動範囲=EV‐1～20(ISO 100:F1.4)、フィルム使用感度域はISO 6～6400、9回までの予約多重露出可能、カスタムファンクション=7種設定可能 |
| 外部LCD表示 | シャッタースピード値、絞り値、フィルム感度、深度優先AE、バーコードプログラム・ナンバー、カスタムファンクション機能のナンバー、フィルム給送モード、バッテリーチェック、測光モード、AFモード、多重露出予約と回数、赤目緩和表示、オートブラケティング露出、ずらし量、マニュアル表示 など |
| 内蔵ストロボ | ペンタ部内蔵手動ポップアップ)式、フィルム面反射測光によるTTLズーム自動調光制御(逆 光・低輝度自動検知自動発光)、赤目緩和ランプ付き、後幕シンクロ可能、ガイドナンバー12～17(ISO 100・m)、ズームは28、50、80mmの焦点距離に対応する全自動式 |
| サブ電子 ダイアル機能 |
裏蓋設置回転ダイアル式、ＡＥモードでの露出補正、マニュアル測光時の絞り値設定、ストロボによる撮影時の調光量補正などに機能する |
| 使用電源 | 6Vのリチウム電池2CR5型1個 |
| フィルム装填・給送 | フィルム位置合わせ、裏蓋閉じで自動セットされるオートローディング、内蔵モーターによる自動巻き上げ、最高約3コマ/秒と1コマ |
| フィルム巻き戻し | 内蔵モーターによる完全自動式(途中巻き戻し可能) |
| 大きさと質量 | 154×105×69mm、580g(ボディ) |