- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1952年(昭和27年)3月 |
発売時価格 | – |
IV S型からフラッシュシンクロ機構と、1/8秒以下のスローシャッターを省略し、かつ、最高速のシャッタースビードを1/500秒に抑えた普及価格の実用機種であった。生産台数は約300、英国系の商社ジャーディン・マセソン社からの注文品で販売市場は主にオセアニア方面であったという。スローシャッタースピードのダイアルを取り除いた箇所には、カメラと同じシボ擬革貼りの円盤があった。因みに、円盤は真鍮に梨地のクロームメッキ仕上げ。
型式 | 35mmフォーカルプレーンシャッター式カメラ |
画面サイズ | 24×36mm |
標準レンズ | セレナー50mm F3.5、50mm F1.8 |
マウント | 標準ねじ式マウント |
シャッター | 2軸式の布幕横走行フォーカルプレーン1/500、1/200、1/100、1/60、1/40、1/25秒、B(1軸 回転ダイヤル式) |
ファインダー | 二重像合致式連動距離計と3段階に視野倍率を可変する回転式逆ガリレオビューファインダーを光路内に一体化した一眼式 |
フィルム装填・給送 | 底蓋取り外し底部落とし込み式、上部回転ノブ式 |
フィルムカウンター | 手動セット順算式0~39目盛り(上部巻き上げノブ基部)、巻き上げノブ上にフィルム感度表示メモ回転板付き |
フィルム巻き戻し | 上部回転ノブ式 |
大きさと質量 | 136×72.2×31mm 質量は不明 |