- 日本名称
- 北米名称
- 欧州名称 / アジア名称 / オセアニア名称
- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1993年(平成5年)9月 |
発売時価格 | 65,000円(ケース、リモコン付き) |
オートフォーカス35mm全自動ズームカメラの最高級機種との位置付けで開発された。質感と手触り感に重きをおきアルミ製の前カバーを採用、グレージュチタンと、ブラウンブラックの高級感ある2色の外装のカメラを発売した。標準/パノラマ画面は任意切り換え式、パノラマ画面では上下が完全にマスクで覆われて見やすくなるファインダー視野機能を採用、レンズは9群10枚構成中、1面を非球面化した高画質性能の38-115mm F3.6-8.5の3倍比ズームを装着していた。加えて、1/1200秒を実現した高速シャッター、シャッターチャンスの捕捉に強いリアルタイムレリーズ機能の搭載、撮影者の意図に合わせて最適なモードを瞬時に選択できる背面のベストショットダイアルの採用など従来の同系列機種とは異なる高性能、多機能、高品位のカメラ。
型式 | 35mmレンズシャッター式オートフォーカス/ズームレンズ内蔵全自動カメラ |
画面サイズ | 24×36mm(約13×36mmパノラマ画面切り換え式) |
AF方式 | 近赤外光投射による3点評価測距オートフォーカス、プリフォーカス可能、近距離警告あり、1点測距(画面中央部)、0.6m~∞、0.4m~∞(マクロ撮影モード) |
レンズ | 38-115mm F3.6-8.5(9群10枚構成、内1枚に非球面レンズ使用)、ズームボタン操作による電動式、38、70、90、115mmの各焦点距離表示あり |
シャッター | 絞り兼用電磁駆動電子制御プログラム式、オートモード/ストロボONモード時:ワイドEV9(1/40秒、F3.8)~18(1/1200秒、F15)、テレEV13(1/110秒、F8.8)~21(1/1200秒、F 36)、スローシンクロ/ストロボOFFモード時:ワイドEV3(2秒、F3.8)~18(1/1200秒、F15)、テレEV5.5(2秒、F8.5)~21(1/1200秒、F36)、夜景モード時:ワイドEV2(4秒、F3.8)~18(1/1200秒、F15)、テレEV4.5(4秒、F8.5)~21(1/1200秒、F36)、リアルタイムレリーズ機能付き |
ファインダー | 実像式ズームファインダー、倍率0.47~1.22倍、視野率84%、視野内にオートフォーカス用フレーム(通常距離用/近距離用)、近距離撮影範囲、パノラマ画面枠、撮影OK表示緑色LEDによる点灯と点滅(点灯=AF合焦、点滅=近距離警告、マクロ深度外警告、手振れ警告、 赤目現象緩和ランプ点灯中、秒間2回点滅は1点測距)、消灯(スピードライト充電中) * パノラマモードセット表示は裏蓋のLCDパネルにて |
EE機構 | 複合型SPC素子使用、3分割測光による完全自動プログラム式EE、測光連動範囲=EV2~21、フィルム感度使用域=ISO 25~3200(DXコード) |
内蔵スピードライト | 固定式内蔵スピードライト、ガイドナンバー14(ISO 100・m)、低輝度/逆光時自動検知自動発光、赤目現象緩和ランプ付き |
オートデート機能 | 年・月・日、日・時・分および4カ国語による五つのキャプション(選択式)、7ビットLEDによる同時写し込み式 |
使用電源 | 3Vのリチウム電池CR123A型2個 |
フィルム装填・給送 | フィルム位置合わせ、裏蓋閉じて自動セットされるオートローディング、内蔵モーターによる自動巻き上げ、巻き上げ速度は1コマ/秒、サイレントオートモード(静音機能)付き |
フィルムカウンター | 7セグメントLCDによる2桁表示式 |
フィルム巻き戻し | 内蔵モーターによる完全自動式、途中巻き戻し可能 |
大きさと質量 | 130×70×60mm、350g |