フィルムカメラ

35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ

EOS-1N

EOS-1N

EOS-1N

  • 日本名称
  • 北米名称
  • 欧州名称 / アジア名称 / オセアニア名称
  • 概要
  • 主な仕様
発売年月 1994年(平成6年)11月
発売時価格 215,000円(ボディ)
230,000円(バッテリーパックBP-E1付きDPボディ)

オートフォーカス機能を搭載した最高級の35mmシステム一眼レフ、EOS-1の発展型後継機。
クロスタイプBASISのAFセンサーを使用して、5点(フォーカスポイント)自動選択/任意手動選択が可能のオートフォーカス機構を搭載、動体予測AI-AF機能でも被写体を逃さないワイドフォーカスエリア、静音、高速作動するUSM(超音波モーター)内蔵の超望遠レンズとのマッチングと機能性は抜群であった。きめ細かな露出制御の要求に対応して1/2段か1/3段刻みかを任意に選べる制御機構は、プロ使用機として高い評価を受けたほか、連続撮影10万回に耐える高信頼性・高耐久性を備えている。メカの作動機構にも改良が加わり、静音化を達成している。

型式 35mmフォーカルプレーンシャッター式マルチモードAF一眼レフカメラ
画面サイズ 24x36mm
標準レンズ EF50mm F1.4他
マウント EFマウント
AF方式 TTL位相差検出方式(ズレ検出)、AFモードはワンショット/動体予測AIサーボAF、AF、測距センサーにクロスタイプBASIS使用、フォーカスポイント5点でのカメラ側自動選択/ダイヤル操作による任意1点手動選択式、AF検出範囲はEV0~18(ISO100)
シャッター 縦走行金属幕電子制御フォーカルプレーン・1/8000~30秒(1/3段制御)・B・X=1/250秒、ドイツ型ロック付きソケットおよびホットシュー式、電子制御セルフタイマー内蔵(LCDパネルにて作動秒時減算表示)
ファインダー ペンタ固定アイレベル式、倍率0.72倍、視野率ほぼ100%、全面ニューレーザーマット、交換スクリーン全8種完備、-3~+1dptrでの視度補正機構内蔵、アイポイント=20mm
ファインダー情報 視野中央部=5点AFフレーム、ファインスポット測光範囲(中央部約2.3%部)、シャッタースピード値/絞り値(1/3または1/2段制御デジタル表示=切り換えはカスタムファンクション操作による)、AEロック、マニュアル、スピードライト充完、露出補正、露出レベル目盛り/露出レベル表示(ドット/バー表示)、スピードライト撮影時の背景露出、フィルム残量など
測光・露出制御 複合型SPC素子使用、TTL開放測光シャッタースピード優先式AE/絞り優先式AE/深度優先AE/インテリジェントプログラムAE/メータードマニュアル、測光感度分布特性=画面16分割評価測光/部分測光(視野中央部約9%)/ファインスポット測光(視野中央部約2.3%)/スポット測光(各AFフレーム約3.5%)/中央部重点平均測光、AEロック=オートAEロックはワンショットAF・評価測光時、合焦と同時にロック、マニュアルAEロック=AEロックボタン押しによりすべての測光方式で可能、露出補正±3EV(1/3ステップ)=オートブラケティング/マニュアル時、9回まで予約可能の多重露出可能、測光連動範囲は評価測光・部分測光時=EV0~20、ファインスポット測光時=EV3~20(ISO100:F1.4)、フィルム使用感度域はISO6~6400
外部LCD表示 カスタムファンクションセット表示、オートブラケティング段数、深度優先AE、インテリジェントプログラムAE、シャッタースピード優先式AE、絞り優先式AE、フィルム在否、フィルム巻き戻し完了、多重露出/予約回数と回数減算、フィルム感度、AFモード、フィルム給送など各種完備
使用電源 6Vのリチウム電池2CR5型1個
フィルム装填・給送 フィルム位置合わせ、裏蓋閉じて自動セットされるオートローディング、内蔵モーターによる自動巻き上げ、ワンショット/マニュアル時での高速連続巻き上げで約3コマ/秒など2モード(EOS-1N単体時)、約6コマ/秒など3モード(パワードライブブースター装着時)
フィルム巻き戻し 内蔵モーターによる完全自動式(途中巻き戻し可能)、巻き戻しモードは通常とサイレントモードの2種
大きさと質量 161×112×72mm、855g