- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1995年(平成7年)1月 |
発売時価格 | 海外専用モデルにつき国内価格無し |
ヨーロッパ市場向けオートフォーカス全自動一眼レフカメラの標準機。
超コンパクト・サイレント設計、3点測距AF、広視野測距、中央部優先測距、測距点連動6分割評価測光、測距点対応3分割調光制御などの仕様を持ち、測光・露出制御モード、外部液晶表示、ファインダー内情報表示、さらには大型のモードセレクト兼シャッターダイアル、直列制御式によるスピードライトの調光方式を採用。アジア市場ではEOS 888と呼ばれる。
型式 | 35mmフォーカルプレーンシャッター式マルチモードAF一眼レフカメラ |
画面サイズ | 24×36mm |
標準レンズ | キヤノンEF交換レンズ群 |
マウント | EFマウント |
AF方式 | TTL位相差検出方式(ズレ検出)、AFモードはワンショット式/動体予測AIサーボAF(自動選択可能)、測距センサーにマルチBASIS使用(3点自動選択/中央部分=AEロックボタン押しの場合は、中央部の測距点が優先的に選択される)、AF検出範囲=EV1.5~18(ISO100) |
シャッター | 縦走行電子制御フォーカルプレーン・1/2000~1/8秒・B・X=1/90秒(ホットシュー式)、電子制御セルフタイマー内蔵(赤目現象緩和ランプ兼用の点滅作動表示) |
ファインダー | ダハミラー固定アイレベル式、倍率0.7倍、視野率90% |
ファインダー情報 | センターAFマーク/ワイドAFマーク、部分測光範囲の他、合焦、AE、スピードライトの充電完了を3LEDで表示する |
測光・露出制御 | 複合型SPC素子使用、TTL開放測光シャッタースピード優先式AE/インテリジェントプログラムAE/イメージセレクトプログラムAE(4種類)=回転ダイアル入力式 測光感度分布特性=画面6分割評価測 光/中央部分測光(画面中央部約9.5%部)、測光連動範囲=EV2~20(ISO100:F1.4)、フィルム感度使用域=ISO25~5000(DXコード対応、マニュアルセットはなし)、9回までの予約多重露出可能 |
内蔵スピードライト | ペンタ部内蔵手動ポップアップ/ダウン式、直列制御方式によるフィルム面反射測光のTTL自動調光制御、4分割調光センサーによる3点調光式(逆光/低輝度自動検知自動発光)、タングステンランプ発光による赤目現象緩和機能付き、ガイドナンバー12(ISO100・m) |
使用電源 | 3Vのリチウム電池CR123A型2個 |
フィルム装填・給送 | フィルム位置合わせ、裏蓋閉じで自動的に巻き上げて自動停止、撮影の都度空パトローネ内に送り込むプリワインド方式、内蔵モーターによる巻き上げ速度は3コマ/秒と1コマ、所定フィルムのコマ数撮影後リーダー部を巻き込み自動停止(途中巻き戻し) |
フィルムカウンター | 外部LCDにてデジタル逆算表示(プリワインド時は加算) |
大きさと質量 | 145×92×70mm 340g(電池除く) |