フィルムカメラ

APSレンズシャッター式カメラ

IXY

ELPH

IXUS

  • 日本名称
  • 北米名称
  • 欧州名称 / アジア名称 / オセアニア名称
  • 概要
  • 主な仕様
発売年月 1996年(平成8年)5月
発売時価格 48,000円(ケース、リモコン付き)

新写真システムのAPS(アドバンストフォトシステム)に対応するキヤノン初の機種で、発売当時は世界最小のオートフォーカス全自動ズームコンパクトカメラであった。
フィルムが完全収納されている専用カートリッジ入りの24mm幅フィルムを使用するシステムで、装填は簡単無比の落とし込むだけで済むドロップイン方式。
カメラの機能は、システムの小型化に合わせた高密度小型化設計技術を駆使。24-48mmの2倍比ズーム、撮影条件に合わせて自動制御するアクティブ/パッシブのハイブリッドオートフォーカス機構の搭載、オートリトラクタブル式の超小型スピードライトを内蔵するなど多機能化。外装には高級感ある特殊ステンレス合金SUSを使用するなど、発売と同時にベストバイカメラとなり、大好評である。

型式 IX240レンズシャッター式オートフォーカス/ズームレンズ内蔵全自動カメラ
画面サイズ 16.7×30.2mm、IX情報により、C,H,Pタイププリント自動指定可能
AF方式 IREDとCCDセンサーを使用したアクティブ/パッシブ両用ハイブリット式オートフォーカス、0.45m~∞、プリフォーカス可能
レンズ 24-48mm F4.5-6.2(35mm判カメラ換算30-60mm)6群6枚構成、ズームボタン操作による電動式、f=24、36、48mm焦点距離表示付き
シャッター 絞り兼用電磁駆動電子制御プログラム式、オート/スピードライトONモード時:ワイドEV9.5(1/35秒、F4.5)~17(1/500秒、F16)、テレEV11.5(1/70秒、F6.2)~19(1/500秒、F32)、スローシンクロ/スピードライトOFFモード時:ワイドEV3.5(2秒、F4.5)~17(1/500秒、F16)、テレEV4.5(2秒、F6.2)~19(1/500秒、F32)、セルフタイマー内蔵(電子制御式)、リモコンレリーズ可能
ファインダー 実像式ズームファインダー、倍率0.31~0.62倍、視野率(実画面比82%、プリント時90%)、視野内情報=オートフォーカスフレーム/近距離撮影範囲/視野枠/Cタイプマスク/Pタイプマスク、視野右LED(緑色)=点灯でAF合焦、撮影OK、点滅で近距離警告、消灯でスピードライト充電中、LED(オレンジ色)=点灯でスピードライト充完、点滅で手振れ警告、消灯時はスピードライト充電中
EE機構 SPC素子3分割評価測光・完全自動プログラム式EE、AF完了時にAEロック、測光連動範囲はEV3.5~19、フィルム感度使用域=ISO25~10000まで1/3段毎の自動セット、ISO25~3200まで表示、3200より高感度側は表示点灯、露出補正は逆光自動検知自動補正+1.5EV、マニュアル補正はなし、測光連動範囲外警告はなし
内蔵スピードライト リトラクタブル式、ガイドナンバー8.2(ISO100・m)、低輝度/逆光時自動検知自動発光、赤目現象緩和ランプ付き、スローシンクロ可能、

* 内蔵スピードライトの自動ポップアップはメインスイッチONーOFFに連動、日中シンクロ可能

オートデート機能 年・月・日、日・時・分と6ヶ国語によるキャプション
使用電源 3Vのリチウム電池CR-2型1個(バッテリーチェック機能付き)
フィルム装填・給送 ワンタッチ装填による完全自動式、内蔵モーターによる自動巻き上げ、巻き上げモードは1コマ
フィルムカウンター 表示パネルに7セグメントによる2桁液晶表示式
フィルム巻き戻し 内蔵モーターによる完全自動式、途中巻き戻し可能
リモート
コントロール機能
赤外光利用のミニリモコンを装備、送信ボタンにより遠隔撮影可能、作動距離は5mまで
IX情報機能 デート機能=タイトル言語数6、PQI(種類)3
大きさと質量 90×60×27mm、190g(電池含む)