フィルムカメラ

35mmフォーカルプレーンシャッター式カメラ

IV Sb(4Sb)型

IV Sb

IV Sb

  • 日本名称
  • 北米名称
  • 欧州名称 / アジア名称 / オセアニア名称
  • 概要
  • 主な仕様
発売年月 1952年(昭和27年)12月
発売時価格 85,000円(50mm F1.5付き)、
74,000円(50mm F1.8付き)

この形式の機種としては、世界で最初にスピードライト(別称ストロボ)に同調するX接点を装着した機種。機能精度、仕上げ程度も最良で日本のカメラ史上に残る名機とうたわれた。
IV S型の発展型後継機種として位置付けられた高級機でフラッシュシンクロは、FPとXの2接点方式となった。

型式 35mmフォーカルプレーンシャッター式カメラ
画面サイズ 24×36mm
標準レンズ セレナー/キヤノン50mm F1.5、50mm F1.8
マウント 標準ねじ式マウント
シャッター 2軸式の布幕横走行フォーカルプレーン1/1000、1/500、1/200、1/100、1/60、1/40、1/25秒、B、X(1軸回転ダイヤル式)、1/8、1/4、1/2、1秒、T(1軸回転ダイヤル式)
フラッシュシンクロ FP、X接点(レール式の直結フラッシュ同調装置付き)
ファインダー 二重像合致式連動距離計と3段階に視野倍率を可変する回転式逆ガリレオビューファインダーを光路内に一体化した一眼式
フィルム装填・給送 底蓋取り外し底部落とし込み式、上部回転ノブ式
フィルムカウンター 手動セット順算式0~39目盛り(上部巻き上げノブ基部)、巻き上げノブ上にフィルム感度表示メモ回転板付き
フィルム巻き戻し 上部回転ノブ式
大きさと質量 140×72.2×67mm、790g(キヤノン50mm F1.8付き)