- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1998年(平成10年)3月 |
発売時価格 | 60,000円(ケース、リモコン付き) |
MRC(カートリッジ途中交換)機能などAPS(IX240)の実用機能をフル搭載した、発売当時は世界最小・最軽量の3倍ズームコンパクトカメラであった。96年4月に発売したIXYは97年末に125万台を出荷した。IXY330は好評なボックスアンドサークルを基調にしたデザインと高級感あるステンレス外装を継承し、3倍ズームレンズ搭載ながらコンパクトサイズを実現した。MRC機能以外にもストロボ使用、被写体輝度など7種類の撮影情報の記録によるPQI(プリント品質向上)機能、3種類のプリントタイプ切り換え、デート・タイトル印字、プリント枚数指定などの磁気IX(情報入出力)機能対応。光学系には非球面レンズを2枚使用し、諸収差を補正。高精度3点測距AF。新開発ライトガイドストロボ搭載。
型式 | APS(IX240)レンズシャッター式オートフォーカス/3倍ズームレンズ内蔵全自動カメラ |
画面サイズ | 16.7×30.2mm、IX情報により、C,H,Pタイププリント自動指定可能 |
AF方式 | IREDとCCDセンサーを使用した3点式アクティブ/パッシブ両用ハイブリット式オートフォーカス、0.6m~∞、RT(リアルタイム)レリーズ時は1点測距、プリフォーカス可能 、緑ランプ点滅で近距離警告 |
レンズ | 23-69mm F4.5-9.9(6群7枚構成、非球面レンズ2枚使用)、35mm判カメラ換算29-86mm,ズームボタン操作による電動式 |
シャッター | 絞り兼用電磁駆動プログラム式、オート/スピードライトONモード時:ワイドEV11(1/100秒、F4.5) ~17(1/500秒、F16)、テレEV13.3(1/100秒、F9.9)~17(1/350秒、F19)、スローシンク ロ/スピードライトOFFモード時:ワイドEV3.4(2秒、F4.5)~17(1/500秒、F16)、テレEV 5.7(2秒、F9.9)~17(1/350秒、F19)、セルフタイマー内蔵(電子制御式)、リモコンレリーズ可能 |
ファインダー | 実像式ズームファインダー、倍率0.33~0.99倍、視野率(実画面比82%、プリント時90%)、視野内情報= オートフォーカスフレーム/近距離撮影範囲/視野枠/Cタイプマスク/Pタイプマスク、視野右LED(緑色)=点灯でAF合焦、撮影OK、点滅で近距離警告、2回点滅で1点測距モード、LED(オレンジ色)= 点灯でスピードライト充完、点滅で手振れ警告 |
EE機構 | SPC素子3分割測光・完全自動プログラム式EE、AF完了時にAEロック、測光連動範囲はEV3.4~ 17、フィルム感度使用域=ISO25~10000まで1/3段毎の自動セット、ISO25~3200まで表示、 3200より高感度側は– — –表示点灯、露出 補正は逆光自動検知自動補正+1.5EV、マニュアル補正はなし、測光連動範囲外警告はなし |
内蔵スピードライト | ガイドナンバー11.5(ISO100・m)、低輝度/逆光時自動発光、赤目現象緩和ランプ付き、スローシンクロ可能 |
オートデート機能 | 液晶式クオーツデジタル時計内蔵、オートカレンダー(2029年まで)、年・月・日、日・時・分と6ヶ国語 による5通りのキャプション 、年月日または日時分を表示パネルに6桁表示 |
使用電源 | 3Vのリチウム電池CR-2型1個(バッテリーチェック機能付き) |
フィルム装填・給送 | ワンタッチ装填による完全自動式、内蔵モーターによる自動巻き上げ、MRCによる撮影途中フィルムの自動装 填可能、巻き上げモードは1コマ |
フィルムカウンター | 表示パネルに7セグメントによる2桁液晶表示式、順算式 |
フィルム巻き戻し | 内蔵モーターによる完全自動式、途中巻き戻し可能(MRCにより撮影済枚数記録可能) |
リモート コントロール機能 |
赤外光利用のミニリモコンを装備、送信ボタンにより遠隔撮影可能、作動距離は5mまで |
IX情報機能 | MRC,PQIによる7種類の撮影情報記録、3種類のプリントタイプ切り換え、プリント枚数指定 デート・タイトルの6ヶ国語による印字 |
大きさと質量 | 95×64.5×32mm、205g(電池別) |