フィルムカメラ

35mmレンズシャッター式カメラ

オートボーイ S XL

SURE SHOT Z115 Panorama Caption

PRIMA SUPER 115N/Caption

  • 日本名称
  • 北米名称
  • 欧州名称 / アジア名称 / オセアニア名称
  • 概要
  • 主な仕様
発売年月 1999年(平成11年)3月
発売時価格 45,000円

1993年9月発売のオートフォーカス35mm全自動ズームカメラの最高級機種との位置付けで開発されたオートボーイSの色替え機種として発売された。高級感あるホワイトゴールドのボディになった。質感と手触り感に重きをおきアルミ製の前カバーを採用している。キヤノンロゴがダイヤカットによるシルバータイプになった。ガラスモールド非球面レンズの採用による高画質性能の38-115mm F3.6-8.5の3倍ズームレンズを装着している。加えて、1/1200秒を実現した高速シャッター、シャッターチャンスの捕捉に強いリアルタイムレリーズ機能の搭載、3点測距のAIAF、撮影者の意図に合わせて最適なモードを瞬時に選択できる背面のベストショットダイアルの採用など高性能、多機能、高品位のコンパクトカメラ。

型式 35mmレンズシャッター式オートフォーカス/ズームレンズ内蔵全自動カメラ
画面サイズ 24×36mm(約13×36mmパノラマ画面切り換え式)
AF方式 近赤外光投射による3点AIアクティブオートフォーカス、プリフォーカス可能、近距離警告あり、1点測距(画面中央部)、0.6m~∞、0.4m~∞(クローズアップ撮影モード)
レンズ 38-115mm F3.6-8.5(9群10枚構成、内1枚に非球面レンズ使用)、ズームボタン操作による電動式、38、70、90、115mmの各焦点距離表示あり
シャッター 絞り兼用電磁駆動電子制御プログラム式、測光作動範囲(ISO100)

オートモード/ストロボONモード時:
ワイドEV9(1/40秒、F3.8)~18(1/1200秒、F15)、
テレEV13(1/110秒、F8.5)~21(1/1200秒、F36)

スローシンクロ/ストロボOFFモード時:
ワイドEV3(2秒、F3.8)~18(1/1200秒、F15)、
テレEV5.5(2秒、F8.5)~21(1/1200秒、F36)

夜景モード時:
ワイドEV2(4秒、F3.8)~18(1/1200秒、F15)、
テレEV4.5(4秒、F8.5)~21(1/1200秒、F36)、リアルタイムレリーズ機能付き
ファインダー 実像式ズームファインダー、倍率0.47~1.22倍、視野率84%、ファインダー情報=視野内にオートフォーカス用フレーム(通常距離用/近距離用)、近距離撮影範囲、パノラマ画面枠、視野外に撮影OK表示緑色LEDによる点灯と点滅(点灯=AF合焦、点滅=近距離警告、クローズアップ深度外警告、手振れ警告、赤目現象緩和ランプ点灯中、秒間2回点滅は1点測距)、消灯(スピードライト充電中) パノラマモードセット表示は裏蓋のLCDパネルにて
EE機構 複合型SPC素子使用、3分割測光による完全自動プログラム式EE、測光連動範囲=EV3~21、フィルム感度使用域=ISO25~3200(DXコード) 。露出補正=ストロボOFFモードで逆光のとき+1.5段の自動露出補正。
内蔵スピードライト 固定式内蔵スピードライト、ガイドナンバー14(ISO100・m)、ワイド=0.6-6.2m、テレ=0.6-2.6m、低輝度/逆光時自動検知自動発光、赤目緩和ランプ付き
オートデート機能 年・月・日、日・時・分および4カ国語による5つのキャプション(選択式)、7ビットLEDによる同時写し込み式
使用電源 3Vのリチウム電池CR123A型またはDL123A型2個
フィルム装填・給送 フィルム位置合わせ、裏蓋閉じて自動セットされるオートローディング、内蔵モーターによる自動巻き上げ、巻き上げ速度は1コマ/秒、サイレントオートモード(静音機能)付き
フィルムカウンター 7セグメントLCDによる2桁表示式
フィルム巻き戻し 内蔵モーターによる完全自動式、途中巻き戻し可能
大きさと質量 130×70×59.8mm、320g(電池別)